夏休みシーズンを迎え、海外旅行の計画を立てている方も多いのではないでしょうか。日本のパスポートが、どれだけ世界的に信頼度が高いかを知れば、旅の楽しみも広がります。世界最強ともいわれる日本のパスポートですが、実際のところはどうなのでしょうか。最新のランキングを見てみましょう。

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3位にはヨーロッパ諸国が

　イギリスのコンサルティング会社、ヘンリー・アンド・パートナーズが発表している「世界のパスポートランキング」の2025年版で、日本は韓国と並び、堂々の2位に輝きました。このランキングは、国際航空運送協会（IATA）の独占データを用いた唯一のパスポート指数で、20年にわたるデータをもとに、199種類のパスポートと227の渡航先を対象に作成されています。

　日本のパスポートがあれば、190か国へビザなしで入国することができます。その自由度はまさに、長年築き上げてきた日本の信頼と、丁寧な外交の積み重ねの証といえるでしょう。

　1位はシンガポールで193か国、3位にはフランスやドイツ、デンマークなどヨーロッパの国々が並んでいます。かつて首位を誇ったアメリカは、過去最低の10位へと後退しました。

　世界中で「安心できる旅券」として受け入れられている日本のパスポート。その信頼は、日本人一人ひとりの行動にも支えられています。海外を訪れるときこそ、礼儀を大切にし、日本人として誇れる振る舞いを心がけたいですね。

（Hint-Pot編集部）