「日本のパスポートは世界最強だ」とよく耳にしますが、その理由の1つに渡航できる国の多さが挙げられます。英国のコンサルティング会社は、査証（ビザ）の取得なしに渡航可能な国の数から、世界各国のパスポートを格付けした調査結果の最新版を発表。日本が堂々の1位に輝いたことが分かりました。

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「グローバル・パスポート・ランキング」で5年連続首位

　英コンサルティング会社ヘンリー・アンド・パートナーズ社は、「グローバル・パスポート・ランキング」を発表しました。これは国際航空運送協会（IATA）のデータを基に、227の旅行先と199の国と地域のパスポートをインデックス化したものです。同社はビザなしで渡航可能な国の数を強さの指標としており、18年間同調査を行ってきました。

　それによると、日本のパスポートは227の目的地のうち193か所にビザなしで渡航可能となっており単独トップ。これは全世界の約85％にあたり「最強のパスポート」だと評価されています。日本が首位を獲得するのは2019年から5年連続になります。

　2位はシンガポールと韓国が192か所と並んでおり、ドイツ、スペインが190か所で続いています。最も低かったのはアフガニスタンで27か所でした。

　米テレビ局「CNN」でも「2023年に世界で最も強力なパスポートが発覚」と調査結果を特集した他、米ニュースサイト「ネクストシャーク」などでも取り上げており、インターネット上には「日本の人々は親切で、規律正しく、シンプルで、限られた資源で生活する方法を知っています」「日本人は最高のアジア人です」などの声が上がっています。

（Hint-Pot編集部）