細やかなところにまで配慮が行き届いた日本のサービスは、しばしば外国人観光客を感激させます。これまでに7度の訪日経験があるアメリカ人YouTuberのジェイソンさん一家は、日本の“当たり前”に驚きと感動を覚えました。いったい、どんな体験をしたのでしょうか。3つのエピソードを振り返ります。

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「必ずあった」と細かいところにも感激

○アメリカ人が日本のホテルに「必ずあった」と感激　「トイレ用」が別で衝撃を受けたものとは

　日本の素晴らしさを世界に発信している、アメリカ出身のYouTuberジェイソンさん。一緒に旅をしている妻のリネルさんには、日本の宿泊施設で必ず見かけて印象に残ったものがありました。それは「スリッパ」です。

　民泊では使い回しの清潔なスリッパが用意され、ホテルでは新品のものが置かれているなど、アメリカにはない光景に驚きを隠せない様子。さらに「お手洗いにはトイレ用のスリッパが置いてある」と、場所ごとに使い分けられていることにも衝撃を受けていました。

　海外には室内で靴を脱ぐ習慣がなく、ホテルなどでスリッパが用意されることは少ないといわれています。一方、日本の宿泊施設では外の汚れを入れないよう、客室内で靴からスリッパに履き替えるのが当たり前。清潔さを保つためのサービスに、リネルさんは感銘を受けていました。