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「術がないよ」「100メートルでもうギブアップ」 猛暑の日本で外国人観光客が注目したものとは

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

カナダから来たシオさん【写真:Hint-Pot編集部】
カナダから来たシオさん【写真:Hint-Pot編集部】

 四季があり、さまざまな表情で迎えてくれる日本の自然や街並みは、多くの訪日観光客を魅了しています。しかし、この時期ならではの環境に戸惑ってしまう外国人も少なくないようです。彼らを驚かせた実体験とはいったい、なんだったのでしょうか。

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「術がないよ」とカナダ人が苦笑い

○カナダ人「術がないよ」 母国と比べた日本の過酷さ 「まあひどいよね」と苦笑いを浮かべたワケ

 カナダのアルバータ州からやってきたシオさん。家族で初めての日本旅行を満喫しています。17日間の滞在で、東京のほかに富士山、京都、大阪、広島を訪れる予定です。日本各地で気温が急上昇することも増えています。話を聞いた日の東京は、今年初の猛暑日を記録しました。

 シオさんは「自分が住んでいるエリアは、夏でも最高気温は25度くらい。だから日本のこの暑さは、うーん……まあひどいよね(苦笑)。本当に暑い」と、高温多湿な日本特有の気候に、うんざりした様子でした。

 故郷のアルバータ州はカナディアンロッキー山麓に位置し、冬はマイナス10度前後、夏も25度前後と、日本よりも約10度低い気温です。シオさんは「とにかくエアコンが効いているところを見つけるか、水分をたくさんとるしか術がないよ」と苦笑い。富士山にこれから向かうということですが、都内よりは少し過ごしやすいと良いですね。

ヒューストンは車社会「東京みたいに人が動き回ったり歩いたりしていないよ」

アメリカから来た(左から)ネイサンさんとオーリーさん【写真:Hint-Pot編集部】
アメリカから来た(左から)ネイサンさんとオーリーさん【写真:Hint-Pot編集部】

○「ヒューストンはもっと暑い」 アメリカ人が感じた日本の夏 目を丸くした意外な光景とは

 アメリカ南部にあるテキサス州のヒューストンからやってきた、ネイサンさんとオーリーさん。ふたりとも、今回が初めての訪日です。2週間の滞在で、東京や大阪、京都をめぐります。

 猛暑日や真夏日が多くなってきた日本。話を聞いた日は最高気温が32度でした。ただ、ふたりにとってはどこ吹く風といった様子です。「日本は温暖化で暑いって聞いていたけど、正直、今のヒューストンはもっと暑いよ。これは僕たちからしたら快適。だって風があるし。この感じ、最高!」とオーリーさんは笑顔で話します。

「ヒューストンは車社会というのもあるけど、こんな東京みたいに人が動き回ったり歩いたりしていないよ」

 日本では、日傘やネッククーラー、冷感シートなどの暑さ対策グッズが充実しているうえ、都市部では公共交通機関が発達しています。しかし慣れている気候とはいえ、しっかり水分補給をして、日本の夏を楽しんで帰ってもらいたいですね。