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「結婚する時は、ねこも連れてきてね」 妻とともにやってきた2匹の“家族” 20年以上寄り添った生活に10万人感動 「めちゃくちゃ素敵」
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結婚や転職、引っ越しなど、人生の節目でペットとの別れを選択する人がいる一方で、家族として最期まで寄り添う飼い主さんもいます。X(ツイッター)では、結婚を機に妻の愛猫2匹と暮らし始め、20年間ともに過ごしたという投稿が10万件もの“いいね”を集めて大きな話題となっています。子ねこ時代から虹の橋を渡るまでの3枚の写真には、変わらぬ絆と深い愛情が感じられます。飼い主さんに詳しいお話を伺いました。
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結婚がきっかけ ねこととともに歩んだ20年
「『結婚する時は、猫も連れてきてね』って妻に言った。そして20年、一緒に暮らした。」
そんなコメントが添えられた投稿には、22年前から現在まで、2匹の猫の成長と絆を物語る3枚の写真が収められています。
1枚目は、ピンク色の毛布の上で寄り添って眠る子猫時代の2匹。茶トラとキジトラの毛並みの子猫たちは、お腹を見せながらぐっすりと寝入っており、まるでぬいぐるみのような愛らしさです。
2枚目では成猫になった2匹が布団の中で顔をくっつけるようにくつろぐ姿が。そして3枚目には額縁に飾られた2匹の遺影が写っています。背後にはお供えの袋や花もあり、2匹が大切にされた生涯を感じさせます。
この投稿がXに公開されると、10万件もの“いいね”を集めました。リプライには「めちゃくちゃ素敵な家族ですね胸が熱くなりました」「絶対幸せな20年でしたね」「メッチャ愛されていたのが写真から伝わってくる」など、心を打たれた多くの声が寄せられています。
やんちゃな紅茶くんと穏やかな豆茶ちゃん 20年寄り添った家族の絆

写真に写っているのは茶トラでやんちゃな性格の紅茶くんと、黒トラで穏やかな性格の豆茶ちゃん。この兄妹猫は、飼い主さんご夫婦と20年間という長い時間をともに過ごしてきました。現在は虹の橋を渡り、空から飼い主さんたちを見守っています。飼い主さんは現在、7匹の猫と暮らしているそうです。
22年前、飼い主さんが初めて2匹と出会ったときの衝撃は今でも鮮明に覚えているそうです。印象としては、「世の中にこんなかわいい存在がいるのか」と一目で夢中になったといいます。
結婚してから家族が増えても、2匹の絆は変わることなく、いつも寄り添って過ごしていたそうです。
「生前は、最初は2匹で兄妹仲良く暮らし、そのうちほかのねこが増えるにつけ、紅茶はボスとして、豆茶は一歩引いた感じで、うちのねこ達をまとめてくれていました」
