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どうぶつ

「里親が見つからなければ…」 30分で譲渡が決定した子ねこ 成長感じるハプニングにほっこり

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

椅子の上で毛づくろい中に転んだらんちゃん(画像はスクリーンショット)
椅子の上で毛づくろい中に転んだらんちゃん(画像はスクリーンショット)

 子ねこの成長はあっという間。かわいらしい姿を、写真や動画に収めている飼い主さんも多いでしょう。今回ご紹介するのは、あるねこの成長記録を報告するツイートです。お迎えから24日目の動画には、ようやく椅子の上へ登れるようになった子ねこの姿が。せっせと毛づくろいしていると、次の瞬間、すってんころりん! 慌てて起き上がる愛らしい様子が話題になっています。飼い主さんに詳しいお話を伺いました。

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保護ねことの悲しいお別れ 経験が引き寄せたらんちゃんとの出会い

 飼い主さんのおうちには、7匹の元保護ねこたちが暮らしています。血のつながりはありませんが、みんな本当のきょうだいのように仲良しです。3歳の長男「ごう」くん、次男「ギブ」くん、三男「ポポ」くん、4歳の長女「モヤ」ちゃん、1歳の四男「てん」くん、6歳の六男「ハク」くんの6匹に加え、現在推定生後3か月の次女「らん」ちゃんを最近お迎えしました。ちなみに、ねこたちの年齢がバラバラなので、続柄はお迎えした順に決めているそうです。

 最近大きな注目を集めたのは、末っ子のらんちゃん。かわいらしいお名前には「天真爛漫な子に育ってほしい」という願いが込められています。飼い主さんは「性別を問わず保護ねこをお迎えしよう」と決めており、男の子でも女の子でもしっくりくる響きのお名前を考えていたそうです。

ちょこんと座るらんちゃん【写真提供:らん(RUN)(@ggpm2020)さん】
ちょこんと座るらんちゃん【写真提供:らん(RUN)(@ggpm2020)さん】

 飼い主さんのそうした考えには、らんちゃんとの出会いにも大きな影響を与えた、五男「じん」くんの存在があります。2022年8月、飼い主さんは推定生後2か月のじんくんを緊急保護しました。じんくんは脳障害のため、歩行も困難なほど衰弱していたそう。病院で治療を受け、自宅でケアしましたが、保護からわずか1週間ほどで息を引き取りました。

「家で過ごせたのは、実質3日間のみ。なんとか食事はできたものの、走り回ったりおもちゃで遊んだり、おやつを食べたりといった楽しい経験を何ひとつできないまま、入院先の病院で亡くなりました。あまりにも短い“猫生”に強いショックを受ける一方で、『性別も毛色も問わないから、元気な姿で(また私のもとへ)戻ってきてほしい』と願うようになりました」

 飼い主さんは、保護団体などからねこの譲渡を受けられないか検討し始めます。そうするうち、新しいねこをお迎えする前に「一時的な避難場所すらない、より緊急性の高い子が現れたときに備えて、受け入れ態勢を整えておくべきではないか」と考えるようになります。らんちゃんとの出会いは、その矢先でした。

「ツイッターでらんの里親情報を目にしました。『市内の整備工場で保護したが、諸事情により本日中に里親が見つからなければリリースするしかない』という内容を見て、すぐに投稿主さんに連絡して会いに行きました。その後、30分ほどで譲渡決定。動物病院で健康診断を受け、帰宅するまで2時間弱と、最短ルートでおうちに迎えることができました」

 ねこを保護したときのために備えていた飼い主さんのおかげで、当時推定生後2か月ほどだったらんちゃんはスムーズにお迎えされ、ケージの中でゆっくりごはんを食べられたそう。こうして、飼い主さん家族の一員になりました。