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「知らなかった」 事故が相次ぐモバイルバッテリー 航空会社が注意喚起 フライト前にチェックするべきこととは
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夏休み中、久しぶりに飛行機に乗って実家へ帰省したり、旅行に出かけたりする人も多いでしょう。旅先でのスマートフォンの充電切れに備え、リチウムイオン電池が内蔵されたモバイルバッテリーを持っていく人も少なくありません。しかし、取り扱いについて、正確なルールを知らないと、思わぬトラブルにつながる可能性も。日本航空(JAL)は公式TikTokアカウント(japanairlines_official)で、モバイルバッテリーについて注意喚起。「知らなかった」と、多くの反響を呼んでいます。
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モバイルバッテリーを預け手荷物に入れるのはNG!
日常の生活において、モバイルバッテリーの発煙、発火などの事例が相次いでいます。空の旅を安全に過ごせるように、JALが投稿した動画では、とくに守るべきルールについて注意を促しています。
○預け入れは禁止
航空機に預ける手荷物の中に、モバイルバッテリーを入れるのは禁止されています。モバイルバッテリーに内蔵されているリチウムイオン電池は、衝撃や損傷等により発火する恐れがあり、機内への持ち込みが必要です。
○機内の収納棚には入れない
機内に持ち込んでも、「収納棚に入れないでください」と注意喚起しています。持ち込んだあとは、座席前のポケットや手元など、常に状態が確認できる場所に保管することが重要です。使用する際も同様、異変が起きてもすぐ気づくように目が届く場所で使うようにしましょう。
○ワット時定格量(Wh)を確認
モバイルバッテリーの容量を示す「ワット時定格量(Wh)」が160Whを超えるものは、機内への持ち込みもできません。バッテリーに表記されているワット時定格量を事前に確認しておきましょう。
コメント欄には、「こういう動画はありがたいです」「知らなかった。気をつけなきゃ」「明後日飛行機乗るので気をつけます!」といった声が寄せられています。
安全な空の旅のためには、乗客一人ひとりがルールを理解し、安全に配慮することが大切です。フライト前には、預ける手荷物の中にモバイルバッテリーが入っていないか、持ち込みが許可される容量かなどをもう一度確認するようにしましょう。
(Hint-Pot編集部)