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「右側のときもあるか!」 アメリカ人が驚いた日本の“暗黙のルール” 「すごく良いな」と思ったこととは
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日本は、礼儀や思いやりを大切にする国です。アメリカ人YouTuberのジェイソンさんとともに、日本を旅した義弟のブルースさんは日本滞在中、実際に日本人が日常で見せる敬意を肌で感じたそうです。なかでもとくに「印象に残った」光景とは何だったのでしょうか。
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「そういう細かいルールがあるのも、すごく良いな」
義弟のブルースさんとともに、家族で日本旅行を楽しんだジェイソンさん。滞在中にブルースさんを連れて、大人気のチェーン店「ミスタードーナツ」を訪れました。
全種類を1つずつオーダーし、味わったふたり。甘すぎずとてもおいしい日本のドーナツを大絶賛します。次々とたいらげていくなか、ジェイソンさんは「今回の日本旅行で、文化的なことで一番印象に残っているのは何?」とブルースさんに質問しました。
「やっぱり、日本の人たちが持っている、あの『敬意』かな。それがすごくハッキリ伝わってくるんだよね。みんながちゃんと自分の行動とか、周りへの影響を意識してる感じがあって、ちょっとしたことでほかの人にどう映っているかというのを気にしている」
そう言って、ブルースさんが「例えば、エスカレーターで左側に立つとか」と日常的な光景を例に挙げると、ジェイソンさんも「右側のときもあるか! 場所によっては」と同調します。
なお、エスカレーターの片側を空ける習慣は全国的に見られますが、本来は歩かずに両側に立つことが推奨されています。それでも、こうした“暗黙のルール”を守る光景に、ブルースさんは「そういう細かいルールがあるのも、すごく良いなと思うんだよね」とうなずきました。
「文化の違いで一番感じたところ」
また、ブルースさんは、日本の「接客」の良さについても感動したよう。「日本の接客ってほんと丁寧で、人が優しいというか、みんながちゃんと気を遣っている感じがあるよね」と周囲に配慮した行動をとる日本人を称賛しました。
さらに、「パーソナルスペースとか電車でもすごく気にしているし、そういうのがほんとに良いなと思う」と、お互いを尊重する姿勢にも感銘を受けたブルースさん。これにはジェイソンさんも「ちゃんと自分が周りにどう影響しているかわかっているという感じ。だから、それが文化の違いで一番感じたところかな」と自身の思いも明かしました。
コメント欄には「ドーナツを食べながら、途中で日本で感じたことを聞いて会話しているのが良いですね」「おふたりの会話をずっと聞いていられる」といった声が寄せられています。
(Hint-Pot編集部)
