ねこが思い切り体を伸ばしたり、丸まって寝たりするような、なにげない仕草に癒やされることが多いですよね。ただ、その姿が別の生き物のように見えることもあるようです。X（ツイッター）では、水族館の人気者のような姿になったねこが、4.9万件もの“いいね”を集めて話題になっています。飼い主さんに詳しいお話を伺いました。

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首を伸ばして“チンアナゴ化”した愛猫

「え待って、うちのねこいつからチンアナゴなった……？」

　そんなコメントとともに投稿された写真には、1匹のキジトラねこが写っています。キャットタワーの上で体をすっと伸ばし、首を高く掲げている姿がとても凛々しいです。

　ただ、細長く伸びたシルエットがなんともシュール。体のしなやかさも相まって、水槽の中で揺れるチンアナゴのように見えます。

　この写真がXに投稿されると、4.9万件もの“いいね”を集めました。リプライ（返信）には「なんという長さ」「そのうち、泳ぐようにクネクネと空中を漂う日もそう遠くない」「すごい新種？」など、独特な姿に驚く声が寄せられています。

スレンダーな体型が魅力のワンダーくん

　チンアナゴのような姿になっていたのは、元保護ねこで11歳の男の子「ワンダー」くんです。人懐っこい性格で、同居ねこからとても愛される兄貴的存在。また、“ねこたらし”な一面もあるといいます。

　話題の写真が撮影されたとき、ワンダーくんは小さな虫を発見していたそう。気になって首を伸ばしたところ、チンアナゴのように細長くなってしまいました。なんとも不思議な姿ですが、飼い主さんによると、珍しいことではないといいます。

「この子は割と体が細く長い、モデルのような体型でして、よく見る光景です」

　多くの反響に、飼い主さんは「みなさんに楽しんでいただけたようでうれしい」とにっこり。「『チンアニャゴだね』と、たくさんの方が書いてくださっていて『なるほど、これはチンアニャゴだな！』と思いました」と、ユーモアたっぷりに振り返ります。

　スレンダーボディで魅了するワンダーくんを含む、17匹のねこと暮らす飼い主さん。オンラインショップ「Cat Apartment Coffee」でオリジナルグッズやアクセサリーを販売しているほか、日本初のねこだけのライブ配信アプリ「nekochan」では、飼い主さんのおうちで暮らすねこが公式ライバーとして登場している動画を観ることができますよ。

○取材協力：キャットアパートメントコーヒー（@CatApartment）さん

（Hint-Pot編集部）