どうぶつ
「家に帰ったら玄関前に座ってた」 野良ねこが集まってくる「毎年恒例」の光景 ねこの“ネットワーク”に驚きの声
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ねこたちの間には“NNN(ねこねこネットワーク)”という、ねこ好きな人の元にねこを送り込む“秘密組織”があるといわれています。都市伝説として有名な話ですが、実際に、毎年同じ時期に知らないねこが家を訪ねてくる人もいるようです。X(ツイッター)では、帰宅したら玄関にねこがいたという投稿が話題に。「NNNが伝授したのでは?」との声が上がっています。投稿した「湯島猫部」(@nekorobicafe)代表の林さんに、詳しいお話を伺いました。
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帰宅すると玄関前にねこが 「ごはんが足りず放浪して流れ着くパターンです」
熊本県上天草市にある「猫島」と呼ばれる湯島で、「湯島猫部」の代表として、ねこたちの健康管理や支援活動を行っている林さん。今の時期になると毎年、見知らぬ子ねこたちが家を訪ねてくるといいます。
ある日、林さんが家に帰ると、玄関前に2匹の幼いキジトラの子ねこがいました。林さんは2匹の様子を撮影し、こんなコメントを添えてXに投稿しました。
「毎年恒例、『あんた誰』の季節がやって参りました。猫部長宅に子ねこが湧いて出る。全頭避妊去勢済なので産まれるはずはなく、捨てられたわけでもありませんが、他エリアの捕獲困難な未手術ねこが産んだ子ねこが成長とともにごはんが足りず放浪して流れ着くパターンです。家に帰ったら玄関前に座ってた」
写真のねこたちに、警戒している様子や逃げようとする気配はありません。まるで、ここなら安心ということを知っているかのようです。
投稿には6.1万件もの“いいね”が集まり、多くの反響を呼びました。リプライ(返信)には「あそこならごはんもらえるという回覧板が回ってるんです」「きっと“NNN”で『猫部長様宅に行けばなんとかなる』と伝授されてるんでしょうね……」「母からここに行けばいいって教えてもらったにゃんとか言ってそう」といった声が寄せられています。
