話題
「式の進行を止めてしまうことも」 葬儀で無意識にやってしまうNG行動 葬儀社が注意喚起
公開日: / 更新日:

葬儀に参列する際、なにげない行動が、実はマナー違反になっているかもしれません。厳粛な場だからこそ、参列者には細やかな心遣いと振る舞いが求められます。神奈川県の葬儀社・杉浦本店は、公式TikTokアカウント(sugiurahonten)で「葬儀でのNG行動5選」を解説。多くの人が無意識にやってしまいがちな問題行動を紹介しています。
◇ ◇ ◇
遺族の負担にならないよう心遣いを
同社は「~葬儀社が教える~あなたはやっていない? 葬儀でのNG行動5選」という動画で「葬儀の際にしてしまっている行動、実はマナー違反かもしれません」として、参列者が注意すべきポイントを説明しています。
まず挙げられたのが、焼香の回数に迷って時間をかけてしまうこと。宗派によって焼香の回数が異なるため、戸惑ってしまう人は多いでしょう。しかし、その場で長時間考え込んでしまうのはNG。式の進行に影響を及ぼしてしまう可能性があるからです。
同社は「焼香で時間をかけすぎてしまったら、式の進行を止めてしまうことになるので、迷ったら1回で大丈夫です」とアドバイスしています。無意識のうちに、つい時間をかけてしまうことがあるかもしれませんが、1回で大丈夫だと知っておくことで安心して参列できるでしょう。
ほかにも注意すべき行動として、ご遺族に「頑張ってください」と声をかけることや、焼香後に長居することなども挙げられています。遺族に対して失礼にあたる行為や負担になる行動は避けたいものです。また、スマートフォンの操作や撮影、雑談や私語で騒がしくしないといった当たり前のことも、改めて意識する必要があると強調されています。
葬儀という厳粛な場では、参列者一人ひとりの行動が、全体の雰囲気に大きな影響を及ぼします。故人を偲び、遺族に寄り添うためにも、これらのマナーを心に留めて参列することが大切ですね。
(Hint-Pot編集部)
