Hint-Pot | ヒントポット ―くらしがきらめく ヒントのギフト―

カルチャー

オーストラリア人が感動した「すごくスペシャル」な日本人の姿勢 初訪日で「すごくうれしかった」という“当たり前”のこととは

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

オーストラリアから来たリアムさん【写真:Hint-Pot編集部】
オーストラリアから来たリアムさん【写真:Hint-Pot編集部】

  世界から注目を浴び、愛される日本文化。日本に根付くマナーや自然な気配りは、多くの訪日外国人にとって新鮮な驚きをもたらします。オーストラリアから来日したリアムさんは、日本滞在中にうれしく感じることがあったようです。いったい、どんな体験だったのでしょうか。

 ◇ ◇ ◇

卒業記念に日本への長期旅行を計画

 オーストラリア出身のリアムさんは、卒業記念に長期旅行を計画し、UAEやイギリスなどをめぐったあと、念願だった日本にやってきました。

 実家で日本人留学生を受け入れていたこともあり、ずっと訪れたい気持ちが強かったといいます。今回初めて日本を訪れ、「ずっと来たかった場所にやっと来られた」と感激してるようです。

「日本語で話しかけられたのがすごくうれしかったよ」

 日本に来るのを楽しみにしていたリアムさんには、とりわけうれしかった出来事があったといいます。

「レストランやコンビニで、当たり前のように日本語で話しかけられたのがすごくうれしかったよ。それって、僕が白人で外国人だから英語を話すだろう、とか、日本語はできないだろうと決めつけていないということでしょ?」

 旅先で自分の「国籍」や「外見」だけで判断されることが少なくないなか、日本ではそんな先入観を感じなかったようです。

 日本を歩くと、外国人観光客向けに英語で話しかけられる場面も多いですが、リアムさんは「これだけ観光客がいても変に迎合せずに、自分たちの言葉を守る、文化を守る。それはすごくスペシャルなこと」と日本人の姿勢に感銘を受けたようです。

 今回のコミュニケーションで、日本人が「本物を大事にしていると思う」と感じたリアムさん。その言葉には、日本で感じた誇りや、文化へのリスペクトが込められているようでした。

 リアムさんは、「僕ももっと日本語を話したいし、せっかく話しかけてもらったからひと言でも返したいんだけどね」と笑顔を見せました。

 初めての日本で、リアムさんは日本での温かな「当たり前」を心から楽しんでいる様子です。残りの旅も、リアムさんにとって思い出深いものになると良いですね。

(Hint-Pot編集部)