海外で暮らしてみて初めて気づく、日本製品のクオリティの高さ。X（ツイッター）では、エジプト在住経験のある日本人が描いた実体験漫画が、7.4万件もの“いいね”を集め、大きな話題となっています。「バケモン級」と表現したアイテムとはいったい、何だったのでしょうか。投稿者の(((はげしい)))キーウィ@オカリナ講師のジャスティン（@Justin_ocarina）さんに、詳しいお話を伺いました。

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朝に入れた氷が夜もガラガラと…

　かわいらしいタッチの漫画で海外生活の体験を描き、多くのファンを持つジャスティンさん。著書の「月収5万エジプト在住 まあ死なんやろ日記」も発売中で、プロのオカリナ講師としても活動しています。

　今回話題となったのは、「日本の製品の性能がいろいろおかしい件」と題した漫画です。ジャスティンさんによると、海外でよくある水筒は、フタの部分が中の飲み物の温度によって、熱くなったり冷たくなったりするそう。その上、温度がキープできないといいます。

　一方、日本の水筒は高い保温・保冷効果を誇り、中身の温度を驚くほど長時間キープできます。朝8時に氷と水を入れた水筒が、夜の8時に帰宅しても氷がまだ溶けずにガラガラと音を立てるほど冷たさを保っていることも。その異次元レベルの性能を、ジャスティンさんは「なんだこりゃバケモンかな……」と表現しています。

企業の公式Xからもリプライが

　この投稿は話題になり、なんと7.4万件もの“いいね”が。リプライ（返信）には「日本すごすぎ」「ユーザーが求めているよりもおかしいレベル（笑）」「日本では当たり前　海外では当たり前じゃない」「それが普通だと思っていたんだけれど」など、さまざまな声が寄せられています。

　さらに、漫画に登場した水筒を製造する象印マホービンの公式アカウントからも、「バケモンは褒め言葉と捉えて良いでしょうか？」というユーモアあふれるリプライが届きました。