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「『字が読める』って意外とまれな能力」 日本人が長い海外生活で感じた理由に共感殺到 「日本を当たり前と思ってたら、世界ではまったく通用しない」

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

漫画のワンシーン。多くの人がなにげなくしていることが、実は「意外とまれな能力」【画像提供:オカリナ講師のジャスティン(@Justin_ocarina)さん】
漫画のワンシーン。多くの人がなにげなくしていることが、実は「意外とまれな能力」【画像提供:オカリナ講師のジャスティン(@Justin_ocarina)さん】

「字が読める」という能力は、世界的に見ると、実は当たり前のことではありません。エジプトやトルコなど、さまざまな国で暮らしてきたオカリナ講師のジャスティンさん(@Justin_ocarina)。自身の体験から、他国の識字率や言語環境の違いを考察した漫画をX(ツイッター)に投稿し、5.7万件もの“いいね”を集めて話題になっています。詳しいお話を伺いました。

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「死亡率が上がるって話がとても心に刺さりました」

 海外での生活が長い、プロのオカリナ講師のジャスティンさん。そうした経験を基にしたコミックエッセイ「月収5万エジプト在住 まあ死なんやろ日記」(KADOKAWA刊)や、SNSなどに投稿している実体験漫画が人気です。

 そんなジャスティンさんが、「『字が読める』って意外とまれな能力だったりする」とコメントを添えて投稿した作品。さまざまな国で生活してきた経験から、話すことと読むことの違いについて考察し、具体例を挙げて説明しました。

 日本で暮らしていると気がつきにくい視点に、ハッとさせられる人が続出しています。作品は大きな反響を呼び、ツリー形式で投稿された2つのポストには、合わせて7.9万件もの“いいね”が。

 リプライ(返信)には「深い話でございました」「確かに。字が読めるのは特殊能力かもしれない」「死亡率が上がるって話がとても心に刺さりました。問題は多いけど本当にありがたい日本の教育と識字率」「日本の驚異的な識字率を当たり前と思ってたら、実は世界ではまったく通用しないんだよな」などの声が殺到しています。