ライフスタイル
洗濯槽で見落としがちな「汚れが溜まりやすい場所」 プロが教える、カビを予防する習慣とは
公開日: / 更新日:
槽乾燥は「その日最後の洗濯後」がベストタイミング
カビ予防には、洗濯機に備え付けられた機能を利用することも、きれいに保つコツです。おすすめは槽乾燥コース。縦型洗濯機の場合、効果的なタイミングがあるといいます。
「その日最後の洗濯後、長時間放置する前に槽乾燥をかけるのが効果的です。湿気を残したままにするとカビが繁殖しやすくなるため、就寝前などに習慣化するのが望ましいです」
ドラム式洗濯機では、より積極的な乾燥が推奨されています。
「洗濯乾燥コースを日常的に使用することで、槽内の湿気を効率的に除去できます。とくに湿気がこもりやすい季節は、毎回乾燥まで行うと安心です」
プロが毎日実践する、カビ防止の習慣とは
では、洗濯機のプロは、どのようにカビ予防をしているのでしょうか。三浦さんがご自宅で実際に行っている習慣を伺いました。
「縦型洗濯機の使用後は、必ずフタを開けて通気を良くし、さらにサーキュレーターで風を当てることで、湿気を早く飛ばすようにしています。また、糸クズフィルターは洗濯のたびに軽く掃除し、汚れを溜めない習慣を心がけるようにしましょう」
ドラム式洗濯機の場合は、乾燥機能を毎回使用するほか、糸クズフィルターと乾燥フィルターを洗濯後に取りはずして、乾かすことが望ましいそうです。これにより雑菌の繁殖を抑え、次の洗濯も衛生的に行えます。
こうした習慣は一見、手間に感じるかもしれませんが、洗濯機の価格が上がり続けている今、壊れないよう大切に使いたいものです。湿度の高い夏こそ、小さな習慣の積み重ねで、快適な洗濯ライフを実現しましょう。
(Hint-Pot編集部)
