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「間違って望遠レンズで撮影してしまった」「小1の1999年に生活科の授業でもらってきたアサガオ」 心が震える、夏の感動エピソード3選

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

望遠レンズで花火を撮影したら思わぬ一枚が…(写真はイメージ)【写真:PIXTA】
望遠レンズで花火を撮影したら思わぬ一枚が…(写真はイメージ)【写真:PIXTA】

 まだまだ残暑が厳しいものの、夏の思い出を振り返る時季になりました。この夏もSNSでは多くの感動的な投稿が話題となり、人々の心を温かくしています。偶然の産物から生まれた迫力ある写真、四半世紀にわたって受け継がれた家族の絆、そして親子の情熱が結実した壮大な自由研究まで、注目を集めた3つのエピソードをご紹介します。

 ◇ ◇ ◇

望遠レンズの「失敗」が生んだ奇跡の一枚

○「間違って望遠レンズで撮影してしまった」 長岡花火の三尺玉をとらえた写真 想定外のド迫力な一枚が「世界の終わりすぎる」と話題

投稿者:onotch(@onotch_x)さん

 日本三大花火大会のひとつ、長岡まつり大花火大会で撮影された写真が、X(ツイッター)で13万件もの“いいね”を集めました。投稿者さんは「間違って望遠レンズで撮影してしまった」と説明していますが、その結果生まれたのは圧倒的な迫力の一枚でした。

 本来は花火全体を収める予定でしたが、三尺玉の巨大さ(直径約600メートル)を想定できず、画面からはみ出してしまったのです。しかし、縦に流れる金色の軌跡と中央の赤や青、緑の光が重なり合う構図は、まるで空から火の滝が降り注ぐような迫真の風景となりました。

 リプライ(返信)には、「世界の終わりすぎる」「これぞ光のシャワー」といった反響が寄せられ、偶然が生んだ傑作として話題になりました。

27年間受け継がれたアサガオの物語

1999年から受け継がれてきたアサガオ【写真提供:こんでんえいねんしざいほう(@hiroju5555)さん】
1999年から受け継がれてきたアサガオ【写真提供:こんでんえいねんしざいほう(@hiroju5555)さん】

○「小1の1999年に生活科の授業でもらってきたアサガオ」→27年後の姿に驚きの声 「園芸の神ですか?」

投稿者:こんでんえいねんしざいほう(@hiroju5555)さん

 1999年に小学1年生だった投稿者さんが持ち帰ったアサガオが、今年も27代目となって美しく開花しました。中心部分がピンクのグラデーションになった紫色のアサガオの写真は、5.8万件もの“いいね”を集めています。

 2代目から26代目までは、投稿者さんのお母さんが大切に育て続けてきました。一年草であるアサガオを毎年種から育て、次の世代につなげるという地道な作業を続けてきたのです。

 今年は27代目が投稿者さんの元に“里帰り”し、土づくりから頑張って満開に咲かせることができました。現在は実家と投稿者さんの自宅の2か所で育てられており、親子で力を合わせて未来につなげる取り組みが続いています。