品質の高さと独特の甘さで、世界的に注目を集めている日本のフルーツ。とくに外国人は、同じフルーツであっても、母国とまったく異なる味わいに驚くようです。YouTubeチャンネル「天然彼女エヴァちゃん」を運営する、日本人のりゅうさんとフランス人のエヴァさん。りゅうさんから日本のフルーツをプレゼントされたエヴァさんは、そのおいしさに感動が止まりませんでした。初めて食べたフルーツとは、なんだったのでしょうか。

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日本生活4年目のフランス人、エヴァさん

　3年前から日本に住んでいる、フランス出身のエヴァさん。現在は流暢な日本語を話し、日本の文化や食べ物にも慣れ親しんでいるようです。それでも時折、日本独特のものに出合うと新鮮な驚きを見せてくれます。

　そんなエヴァさんが今回、挑戦したのは日本のフルーツ。「フランス彼女にフランスにはない果物食べさせてみた」とのタイトルで投稿されたショート動画では、りゅうさんがエヴァさんにあるフルーツを手渡すシーンから始まります。

「これリンゴじゃん。フランスにもあるよ」と、いぶかしむエヴァさん。しかし、りゅうさんに「これ梨だよ」と告げられると、表情が一変します。目を見開いて驚き「フランスにないよ。こういう形」と、信じられないといった様子を見せました。

　実際に口にしたエヴァさんの反応は、さらに劇的でした。「甘い！」と感動の声を上げ、「リンゴとどっちが好き？」という質問には迷わず「これかな」と答え、すっかり和梨の虜になってしまったのです。

　続いて登場した黄金桃やシャインマスカットにも、エヴァさんの感動は止まりません。そして「日本ってさ、フルーツに愛情めっちゃ入れて、甘さに出てくるよ。すごい味だな」と、驚きを語りました。

　動画には1.5万件もの“いいね”が集まりました。また、コメント欄には「農家さんこの反応見たらうれしいやろなぁ」「リアクションヤバイ、かわいすぎる。日本の食べ物をこんなに愛してくれてありがとうございます」「これは、泣けた！　うれしくてたまらん」などの声が寄せられています。

「愛情めっちゃ入れて、甘さに出てくる」

　フランスの梨は、熟すとやわらかくなる洋梨が一般的。独特の香りと甘みが特徴です。一方、日本の和梨は硬くシャキシャキした食感で、水分が多く、さわやかな甘さが魅力。エヴァさんのように、初めて和梨を食べた外国人が「リンゴみたい」と感じるのも納得です。

　また、フルーツの味について、フランスでは自然な酸味と甘みのバランスを重視する傾向がありますが、日本は糖度の高さが特徴的。桃やマスカットなども、日本独自の品種改良により、驚くほどの甘さを実現しています。

　エヴァさんの「愛情めっちゃ入れて、甘さに出てくる」という表現からは、日本の農業を深く理解し、敬意を払っていることが伝わってきますね。りゅうさんとエヴァさんが日本文化を楽しむ微笑ましい様子は、TikTok（waraeva114）やインスタグラム（eva.chan114）でも見ることができますよ。

（Hint-Pot編集部）