自然が生み出す美しさに、思わず心を奪われることがあります。X（ツイッター）では、弘前の農家さんからもらったという美しすぎるリンゴが話題に。32万件もの“いいね”を集めた写真について、投稿者のKatharine.（@Angulon65）さんに詳しいお話を伺いました。

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形状も色合いも完璧

「弘前のリンゴ農家さんからもらった宝石みたいなリンゴ見ます？」

　そんなコメントとともに投稿された写真には、深紅のグラデーションが美しいリンゴが写っています。表面には、丁寧に磨き上げられたようなツヤが。周囲の光を反射して輝いています。

　作り物にも見えるほどの完璧な形状と、濃い赤から明るい赤へと変化する複雑な色合いは、特別な存在感を醸し出すアート作品のようです。

　この美しすぎるリンゴは大きな反響を呼び、32万件もの“いいね”が集まりました。リプライ（返信）には「すごい！　リンゴみたいな宝石かと思いました！」「白雪姫のやつ」「こんなの見たことない！（笑）」など、驚きの声が殺到しています。

農家さんとの心温まる出会いから生まれた一枚

　投稿者さんによると、この美しいリンゴとの出会いは偶然だったいいます。

「リンゴ畑の隣で仕事をしていて、農家さんがいたので『きれいなリンゴですね』と話しかけたら、その場で木からもいで渡してくれました」

　この心温まる出会いから、話題の一枚が生まれたのです。美しい輝きは、農家さんが前掛けで拭いてから渡してくれたから。「本当にきれいだったので、投稿しない選択肢はありませんでした」と、投稿のきっかけを語ります。

　品種は聞かなかったため不明とのことですが、投稿者さんは「個人的にはキラキラ具合よりも、深い赤の美しさに目が行きました」と、色の深みに魅力を感じていたようです。

味も絶品　その場で丸かじり

　美しさだけでなく、味も格別だったというこのリンゴ。投稿者さんは「その場で丸かじりしました。ほど良く酸味があっておいしかったです」と、そのおいしさを振り返ります。

　多くの反響のなかでも、とくに印象的だったのは、外国の方からのリプライだったといいます。

「『ユニコーンの涙で一つひとつ磨いたに違いない』というのが、日本とは別の文化の、なんとも美しい表現だなと感じました」

　農家さんの丁寧な仕事と、自然の美しさが生み出した、まさに宝石のようなリンゴ。美しい一枚は、多くの人の心を魅了し続けています。

（Hint-Pot編集部）