整っていた空間でも、生活する中で物が増え、気づけば散らかりがちになりますよね。収納へのこだわりを発信するYouTubeチャンネル「ウチの妻 収納力Lv.99 / キノテリア」では、整理収納アドバイザー2級の資格を持つ妻が、母の要望を受けて実家の脱衣所を大改造しました。いったい、どんな変貌を遂げたのでしょうか。

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脱衣所にあふれた物をまずは全部出してみる

　1.5畳ほどの脱衣所は、整理整頓はされているものの、洗濯機や洗剤類のストック、タオル類を重ね置きした棚やインナー類を収納したボックスなど、物があふれています。天井近くには物干し竿が2本設置されており、雨の日はこのスペースに洗濯物を干すこともあるそう。両親はふたり暮らし。年齢を重ねて、高い位置に洗濯物を干すのは今後、大変になっていくことも考えられます。

　使いやすく見た目もすっきりさせたいという母の希望を叶えるべく、まずはすべての物を脱衣所から撤去することにしました。壁に取りつけられた棚なども、電動ドライバーを使って手際良くはずします。

　そして採寸し、改造を始めます。まずは洗濯機周りから。ホースを壁に設置したフックにかけたら、窓辺に散乱していた洗剤ボトルを新しい容器に移し替え、洗濯機横のスペースにまとめます。シンプルな見た目で、美しくそろいました。洗濯機本体には、着替えなどを一時置きできる棚を設置し、使い勝手がアップ。

　もともとボックスのあった場所には、父の手を借りて作った、新しい棚を設置します。壁の凹凸に合わせてピタッとはまる様子は、見ていてとても気持ち良いです。

広々とした脱衣所に！　新たに作った棚が空間にマッチ

　棚の下に、白い4段チェストを新しく3つ設置すると、脱衣所らしく清潔感のある仕上がりになりました。ランドリーワゴンも棚の下に納まり、見た目がすっきり。物干し竿の位置を変えたことで、空間の圧迫感も解消されています。

　腰高のカウンターは防水ニスが塗られているため、濡れた洗濯物なども置ける仕様に。白で統一したチェストには、中身がわかるようラベルを貼り、使い勝手もよく考えられています。よく使うものを手前に、使う頻度の低いものを奥に設置するなど、ライフスタイルに合わせた工夫はお見事です。

　改造によってとても広くなったように見えますが、実はもともと置いてあったのと物の量は変わらないそう。統一感のあるカラーと、新しく作った棚が空間をうまく使うコツのようです。

　見違えるほど変わった脱衣所に対して、コメント欄には「すっきり爽快な気分になりました！」「めちゃくちゃ使いやすそうな脱衣所になってる」と、驚きと称賛の声がたくさん寄せられています。

（Hint-Pot編集部）