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「今以上のことをできる自信がない」 2人目を望む妻に悩む20代男性 藤本美貴さんが経験談から後押し「絶対できる」

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

相談者の悩みに答える藤本美貴さん(スクリーンショット)
相談者の悩みに答える藤本美貴さん(スクリーンショット)

 子育てと仕事の両立は、現代の多くの夫婦が直面する課題です。とくに共働き世帯では、日々の育児や家事に追われ、将来の家族計画について悩むケースも少なくありません。3人の子どもを育てる、タレントの藤本美貴さん。YouTubeチャンネル「ハロー!ミキティ」の人気企画「ミキティ人生相談」で、2人目の子どもをめぐって悩む男性の相談に、自身の体験を交えた力強いアドバイスを送りました。

 ◇ ◇ ◇

平日は妻に任せきり…忙しい日々に「もう1人は無理」

 今回相談を寄せたのは、1歳半の娘を持つ20代の男性です。夫婦共働きで、娘は保育園に通っているものの、月の3分の1は体調不良による早退や欠席を繰り返しているといいます。男性の仕事は朝が早く、平日は午前5時頃に家を出て、帰宅が午後10時過ぎになることも多いとのこと。時短勤務という妻が、平日の家事や育児を実質1人で担っている状況です。

 それでも、男性は帰宅後に洗濯物をたたんだり、掃除をしたりと、できる限り家事のサポートを心がけています。毎週日曜日には1週間分の食料品を買い出しに行き、娘の食事も作り置きしているそうです。

 妻からは感謝の言葉をもらい、自身も妻の頑張りに感謝しているという男性。ただ、正直なところ、今の生活で手一杯だと感じているそう。そんななかで妻が2人目の子どもを欲しがっているため、男性は悩みを抱えているようです。

 男性は仕事で重要なポジションに就き、これからさらに忙しくなる予定だといいます。現在の状況で子どもが増えることに対し、「今以上のことをできる自信がない」と不安を吐露。また、もともと温厚だった妻が、子どもができてからときどき声を荒らげるようになったことも気がかりだと明かします。

「これ以上、育児をできる自信がないことと、声を荒らげる妻を見たくないということがあり、第2子には反対しています」と、男性は複雑な心境を吐露。妻に現状を相談し、2人目についての考えを示しているものの、納得してもらえない状況が続いているといいます。

「絶対できる」 背中を押す藤本さん

 この相談を聞いた藤本さんは、まず「無責任なことを言うと……」と前置きします。そのうえで、体力的な大変さはあるものの、2人目を育てることは「絶対できるっていうのはお伝えしたいです」と力強く答えました。

 妻が声を荒らげることについても、藤本さんは「声は荒らげます。申し訳ないですけど」と率直に語り、そこは目をつぶるしかないと現実的なアドバイスを送ります。

 4人きょうだいで育った藤本さん。シングルマザーの母が働きに出て、家にいないとき「きょうだいがいて良かったな」と思ったそうです。男性の気持ちも理解したうえで、「大変なことはありますけど、ずっと大変なわけじゃないし、やってできないことは絶対ない」と励ましました。

 さらに、自身には3人の子どもがいますが、子どもが増えても「大変さが2倍になるわけではない」とし、「(子どもは)小さくても助け合っているから、やっぱりきょうだいって素敵だなって個人的には思います」と伝えました。

 動画のコメント欄には「声を荒らげてしまう自分にいつも自己嫌悪なのですが、ミキティの『声は荒らげます!』に救われました」「1回聞いただけで何が悩みか理解して、それに対してこう思う! って即答できるミキティさすがすぎる!」と、藤本さんの的確なアドバイスを称賛する声のほか「ご夫婦で納得できる選択ができるといいな」といった、相談者夫婦を気遣う温かいメッセージも寄せられています。

(Hint-Pot編集部)