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「普通にやるもんやと思った」 温浴施設スタッフが「神客に助けられる瞬間」 やってもらえるとありがたいマナーとは
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スーパー銭湯や岩盤浴を利用する際、周りの人への配慮はとても大切ですよね。多くの人が共有する空間だからこそ、一人ひとりのちょっとした心遣いが、すべての利用者にとって快適な時間につながります。全国に8店舗を展開する温浴施設「竜泉寺の湯」は、公式TikTokアカウント(ryusenjinoyu_official)で、利用客にやってもらえるとうれしいマナーを紹介。スタッフが思わず感激してしまう行動とは、いったいどんなことなのでしょうか。
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当たり前だからこそ、ありがたい
同アカウントが「神客に助けられる瞬間」と題して投稿した動画には、利用客の心温まる行動が映し出されています。
浴場の蛇口にシャワーで水をかけ、泡を流すお客さん。その後、シャワーを元の場所へ戻しました。次の利用客へ配慮する当たり前の行動ですが、スタッフさんは満面の笑みで感謝します。
さらに、お客さんは浴場から出る前に、タオルでしっかり自分の体を拭いています。これは、脱衣所の床を濡らしたり、あとから利用する人が滑ったりするのを防ぐために心がけたいマナーです。安全で清潔な環境を保つ行動に、スタッフさんは感激している様子です。
ほかにも、マッサージ機を使ったあとにリクライニングを元に戻す、敷き詰められたところからこぼれてしまった岩盤浴の石を元に戻すなど、利用客の細やかな気遣いが紹介されています。
どれも当然と思えることばかりですが、こうした一つひとつの心がけが、安心できる施設づくりにつながっています。働いているスタッフだけでなく、利用客がルールやマナーを守って作り上げる環境こそが、温浴施設の魅力を高めているといえるでしょう。
動画のコメント欄には「え、全部普通にやるもんやと思った」「お店の人やこのあと使う人のこと考えたらやるよね~」などの声のほか、「温泉宿勤務です。シャワーを立てないで投げっぱなしで帰るとか、当たり前のことをしない人もいるから、これは本当にありがたいです」といった、経験者の声も寄せられています。
温浴施設を利用する際は、ほかの利用客への配慮を忘れず、誰もが気持ち良く癒やしの空間を楽しめるようにしたいですね。
(Hint-Pot編集部)
