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「恥ずかしさや恐れがあるのかな」 スウェーデン人が感じた日本と母国の違い 「何回かあった」寂しかったこととは
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訪日外国人のなかには、現地の人々との交流を楽しみにしている人もいるでしょう。しかし、日本では英語でのコミュニケーションに壁を感じることも少なくないようです。初来日したスウェーデン人は、日本で過ごすなかで気づいたことがあったといいます。日本人に共感できた一方で、少し寂しさを感じたのはなぜだったのでしょうか。
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お互い母国語ではない英語でのコミュニケーション
スウェーデンからやってきたヨハンさん。仕事のため、3か月の長期にわたって日本に滞在しています。今回が初訪日で、日本の各都市をまわっているそうです。
仕事の合間を縫って観光も楽しんでいるというヨハンさんですが、滞在中に日本人とのコミュニケーションについて感じたことがあるようです。
「日本人は丁寧だからか、英語を話すことや、間違えてしまうことに対して恥ずかしさや恐れがあるのかなとも思った」
言葉の壁があり、なかなかうまくコミュニケーションが取れなかったというヨハンさん。自身も公用語が英語ではないため、日本人に共感できる一方で、国民性の違いや寂しさを感じたといいます。
「僕たちも英語が母国語ではないから気持ちはわかるのだけれど、とりあえず話してみるし、トライするから。日本語が話せないから英語で伝えるしかなくて申し訳ないんだけれど、目を合わせてもらえなかったり、話ができなかったりというのは何回かあったかな」
それでも、日本人は丁寧に対応してくれる人が多く、安心して過ごせているというヨハンさん。日本の魅力を見つけながら、残りの滞在を楽しんでほしいですね。
(Hint-Pot編集部)
