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「これだけでも日本は格別」「すべての人に優しい国」 アメリカ人が感銘を受けた日本の親切設計とは

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

街中で見つけた「日本発祥の優しさ」

日本の好きなところを語る(左から)ジェイソンさんとリネルさん(スクリーンショット)
日本の好きなところを語る(左から)ジェイソンさんとリネルさん(スクリーンショット)

○アメリカ人が「日本中どこにでもある」と感嘆 日本の街中で見た優しさと思いやりの仕組みとは

 全国各地を旅したジェイソンさんは「外国人が日本を愛する50の理由【外国人の初めての日本】」という動画で、日本中どこでも見かけて感心したものを紹介しました。それは「点字ブロック」です。

「日本中に目の不自由な人のための通路がある」と、驚きを隠せないジェイソンさん。「街中の歩道を歩いていると、長く伸びた黄色の道筋を目にします。それは視覚障がい者が歩く場所を示していて、日本中どこにでもあるんだ」と説明しています。

 実は、点字ブロックは日本で生まれたもの。1967年に岡山で世界初の点字ブロックが敷設されて以来、全国に広がりました。2012年に国際規格が定められ、現在では多くの国に普及しています。

 日本が発祥の地であり、視覚障がい者の安全な歩行を支援する仕組みを世界に先駆けて作り上げたことに、ジェイソンさんは深い感銘を受けた様子。「日本中どこにでもある」という言葉には、徹底した配慮への驚きと称賛が込められています。

(Hint-Pot編集部)