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「日本の足元にも及ばない」 ニュージーランド人が母国と比較 日本の公共交通機関に感動するも……→「ちょっと戸惑っちゃった!」こととは
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世界的に高く評価されている、日本の公共交通機関。電車やバスの正確な運行、充実した交通網は、多くの訪日外国人を感心させています。しかし、初来日のニュージーランド人は、バスを利用した際に戸惑いを感じたといいます。いったい、どんなことがあったのでしょうか。
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友人たちの評判を聞いて初めての日本旅行へ
ニュージーランドからやってきた、エープリルさんとニックさん。ふたりとも今回が初訪日だそう。10日間の滞在で、東京や名古屋、京都、広島をめぐる予定です。
日本を旅行先に選んだ理由について、「日本に行ったという友人がいて、みんな『楽しかったよ』って口々に言うんだ。だから行ってみようかって」と笑顔を見せるニックさん。友人たちの評判に背中を押されたようです。
滞在中の移動では、電車やバスなどを積極的に利用しているふたり。実際に乗車した感想を聞くと、ニックさんは目を輝かせながら日本の公共交通機関を絶賛します。
「素晴らしいなって思うよ。ニュージーランドと比べるととくにね。ニュージーランドの公共交通機関はそんなに良くないから。電車はあるけれど日本の足元にも及ばないし」
ニュージーランドと比較して、日本の交通システムの充実ぶりに感銘を受けた様子のニックさん。その一方で、エープリルさんはバスを利用したときに戸惑いを感じたといいます。
「バスの乗り方が違うから、ちょっと戸惑っちゃった! 乗車が前じゃなくてうしろのときとか、逆のときもあるから」
日本の多くのバスでは、運賃の支払い方式によって乗車口が前かうしろかに分かれています。地域によってさまざまなパターンが存在するため、初めて利用する路線では戸惑ってしまうこともあるようです。
それでも、日本の公共交通機関の素晴らしさを実感しているというエープリルさんとニックさん。残りの滞在でも、公共交通機関を上手に利用しながら、日本の魅力をたくさん発見してほしいですね。
(Hint-Pot編集部)
