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「置き忘れちゃったんだよ」 スペイン人が誠実さに感動 日本で体験した奇跡とは

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

スペイン人のデイビッドさん【写真:Hint-Pot編集部】
スペイン人のデイビッドさん【写真:Hint-Pot編集部】

 日本を訪れる外国人観光客の多くが口にする、治安の良さへの驚き。夜でも安心して街を歩ける環境や、人々の誠実な対応に、感動を覚える人も少なくありません。スペインから4度目の訪日を果たした男性も、前回の滞在時に、日本の安全性を実感する出来事があったといいます。いったい、どのような体験だったのでしょうか。

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4度目の来日で初めて訪れる地域も

 スペイン出身で、現在はイギリスで暮らしているデイビッドさん。今回が4回目の訪日で、1か月という長期滞在を予定しています。

「東京はもちろん、名古屋や大阪、神戸、福岡、そして北海道も回る予定なんだ」と、今回の旅程を説明するデイビッドさん。名古屋、福岡、北海道は初めて訪れる場所だそうで「新しい場所を探検するのが楽しみ」と、期待に胸を膨らませています。

カレー店に忘れ物をしてしまう事件が

 そんな日本通のデイビッドさんが、前回の旅行で印象深かったというエピソードを教えてくれました。

「前に日本に来たときにね、ココイチでカレーを食べたんだけど、サングラスを置き忘れちゃったんだよ。しばらくしてから気づいてお店に戻ったら、ちゃんと保管してくれていて、無事に返ってきたんだ!」

 さらに驚いたのは、言葉の壁を越えたやりとりだったといいます。

「お店の人は英語を話せない、僕も日本語を話せない。それでも、きちんと通じ合ったよ」

 身振り手振りだけでなく、スマートフォンの翻訳アプリなどを使いながら、なんとかコミュニケーションをとったそう。日本人の誠実さと、言葉が通じなくても助けようとしてくれる店員の姿勢に、大きな感動を覚えたそうです。

 今回の滞在でも、新たな発見と感動が待っていることでしょう。5回目の訪日も楽しみですね。

(Hint-Pot編集部)