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【大相撲ロンドン公演】「会えないかなと思っていたら…」→「本当に会えるなんて!」 アメリカ人が230万円かけて“追っかけ” 遭遇したサプライズとは
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日本の伝統文化に魅了される外国人が増えるなか、日本の国技・大相撲も世界的な注目を集めています。現地時間10月15日には、34年ぶりの開催となるロンドン公演が初日を迎えました。イギリスのみならず、世界各地から多くの熱心なファンが会場に集結。アメリカから訪れた4人組は、街中でうれしいサプライズがあったそうです。いったい、どんなことだったのでしょうか。
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大相撲ロンドン公演 34年ぶりの海外公演にファン熱狂
アメリカから来たジョンさん、ジャネットさん、エリックさん、アンジェラさんの4人組。日本の国技・大相撲のロンドン公演に駆けつけました。5日間の公演のうち3日間、観に行くそうです。
ロンドン公演の観戦にかかったのは、4人で総額1万5000ドル(約230万円)。それでも、ジョンさんは迷いなく言います。
「一生に一度の思い出になるからね」
大相撲ロンドン公演は、10月15日から19日の5日間、イギリス・ロンドンのロイヤル・アルバート・ホールにて開催されています。日本相撲協会が、国際親善を目的とする「公演」として開催するのは、2005年のアメリカ・ラスベガス公演以来20年ぶり。ロンドンでの開催は1991年以来34年ぶりとなる、歴史的な公演です。
横綱・豊昇龍関と大の里関をはじめ、42人の精鋭力士が参加するロンドン公演。1500年の歴史を持つ日本の国技が、ロンドンで披露される貴重な機会を逃すまいと、4人は遠路はるばる訪れました。
偶然の出会いに大興奮

4人の会話からも、相撲への情熱が伝わってきます。アンジェラさんは目を輝かせながら話しました。
「一番の推しは、横綱の豊昇龍関! 次は宇良関かしら」
次々と力士の名前が挙げながら、エリックさんも笑顔でうなずきます。
「本当に僕たち、好きなんだよ」
さらにロンドン滞在中、思わぬ幸運にも恵まれたそうです。
「このあたりにいたら会えないかなと思っていたら、本当に会えるなんて!」とエリックさん。会場からほど近い街中で偶然、大栄翔関と御嶽海関の2力士に遭遇し、ジョンさんは一緒に写真撮影までできたといいます。
「日本にも観に行きたいと思ってるわ」
声をそろえて、満面の笑顔を見せた4人。次はぜひ、本場・日本の国技館で、迫力ある取組を楽しんでほしいですね。
(Hint-Pot編集部)
