日本を訪れた外国人が必ずといっていいほど利用するのがコンビニエンスストア。豊富な品揃えだけでなく、商品のクオリティの高さに驚く人も少なくありません。オーストリアから来た2人組も、日本のコンビニの充実ぶりに驚きを隠せず、ハマったものがあったといいます。いったい、どんなものを気に入ったのでしょうか。

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母の話を聞いて「絶対行きたい」

　オーストリアの首都・ウィーンからやってきたマックスさんとヤコブさん。訪日のきっかけは、「母から日本の話をたくさん聞いていたから、絶対行きたいと思っていたんだ」とマックスさん。仕事で頻繁に日本を訪れている母から話を聞くうちに、日本への興味が高まったといいます。

　そこで、大学の夏休みを活用し、ヤコブさんを誘って約3週間の日本旅行を決めました。大阪、京都、神戸、伊豆と各地をめぐり、東京へ。それぞれの土地で日本文化を満喫しているようです。

「200メートルごとにある」驚きの密度

　滞在中、地域を問わず、日常生活で何度も利用する「場所」があるそうです。それは、コンビニエンスストア。ヤコブさんは日本のコンビニの驚いたことについて、こう語ります。

「24時間やっていること。東京とか大阪だと200メートルごとにあるよね？　ウィーンじゃありえないよ」

　マックスさんも驚いた様子で、こう続けました。

「日曜にも開いているもんね。というか、ウィーンだったら、日曜は全部の店が閉まっているから」

　オーストリアでは日曜日に営業する店舗が極めて少なく、多くの商店が休業するとのこと。24時間営業で、しかも、大都市では数百メートルごとに店舗がある日本のコンビニ文化は、ふたりにとって衝撃的だったようです。

　そんななか、ヤコブさんは、コンビニで出合った商品についても熱く語ります。

「ツナマヨのおにぎり、あと卵サンドはお気に入りになったよ。コンビニに行くためだけに、また日本に来たい」

　日本のコンビニが提供する手軽でおいしい食品の数々が、ふたりの心をしっかりとつかんだようです。残りの滞在でも「また日本を訪れたい」と思えるお気に入りに出合えると良いですね。

（Hint-Pot編集部）