アメリカのドナルド・トランプ大統領の訪日を報じたアメリカ人記者が、迎賓館赤坂離宮で行われた歓迎式典の様子をX（ツイッター）に投稿し、大きな話題を呼んでいます。日本の格式高いおもてなしに感銘を受けた記者。その投稿は6.1万件もの“いいね”を集め、日本の伝統的な接遇文化に対する称賛の声が、海外から相次いでいます。

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同行記者が動画で公開　迎賓館での歓迎式典に感動

　アメリカ・フロリダズボイス社のエリック・ドーアティ記者は、自身のXアカウントに、迎賓館赤坂離宮で行われたトランプ大統領の歓迎式典を撮影した動画を投稿。こんな言葉を綴りました。

「ワオ！　トランプ大統領が赤坂迎賓館で日本の人々から受けた歓迎は本当に素晴らしいものでした」

　迎賓館赤坂離宮は、日本を代表する国賓接遇施設です。明治時代に建設されたネオ・バロック様式の宮殿建築で、現在は国の重要文化財に指定。海外からの賓客を迎える際は、その格式高い空間で、日本ならではの丁重な接遇が行われることで知られています。今回のトランプ大統領訪日でも、伝統に則った格式ある歓迎式典が催されました。

　動画には、荘厳な迎賓館の内装を背景に、アメリカ国歌が吹奏され、整然と行われる式典の様子が映し出されています。日本側の細部にまで行き届いた配慮と、格調高い雰囲気に、同行したアメリカ人記者が深い感銘を受けたことがうかがえます。

　投稿には6.1万件もの“いいね”が集まり、大きな反響を呼びました。リプライ（返信）には「世界中の名誉と尊敬」「トランプ大統領は、アメリカでは夢にも思えないほど日本で広く愛されている」「日本の、訪問者へのおもてなしは完璧だ」といった、日本の接遇文化を称賛する声が多数寄せられています。

　また、トランプ大統領が進めている、ホワイトハウスのボールルーム（大広間）建設計画に注目したコメントもありました。「まさにこれこそがボールルームを欲しいという理由です」「だからこそトランプ大統領はイーストウイングにボールルームを建設したいんだ」といった声が相次ぎました。

　大規模な式典や晩餐会を開催できる空間の必要性を訴えてきた、トランプ大統領。今回の迎賓館での歓迎式典は、その理想像を想起させるような光景として注目を集めました。細部にまで配慮が行き届いた、おもてなしの心。日本の伝統的な接遇文化は、言葉や文化の壁を越えて、多くの人々の心を動かしたようです。

（Hint-Pot編集部）