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カミラ夫人 メラニア米大統領夫人とのあいさつに波紋 「ふたりは出だしで失敗した」
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女王主催のレセプション前に開かれたお茶会でのひと幕 英紙報じる
NATO(北大西洋条約機構)の首脳会談(12月3~4日)でロンドンを訪れていた米トランプ大統領とメラニア夫人。3日の午後、バッキンガム宮殿でエリザベス女王主催のレセプション前にクラレンス・ハウスで行われたお茶会に招待されたが、そこで出迎えたカミラ夫人の頬に、メラニア夫人がキスをしてあいさつをするひと幕があった。通常、女性の場合は「カーテシー」と呼ばれる片膝を曲げるあいさつが伝統だが、チークキスは英王室のプロトコルを破るとされる行為。カミラ夫人は気にする様子ではなかったようだが、メラニア夫人の肩に置いた手が少し不自然のようにも見える。このふたりのあいさつに、英メディアは「ふたりの対面は出だしから失敗している」と報じた。
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波紋を呼んでいるのは、米トランプ大統領のメラニア夫人とカミラ夫人の“ご対面”のひと幕。夫のトランプ大統領と姿を見せたメラニア夫人は、出迎えたチャールズ皇太子、カミラ夫人にあいさつした。その際に、メラニア夫人はカミラ夫人に歩み寄り、頬にキスをしたという。
記事によると、王室メンバーへのあいさつに厳格なルールはないが、慣例としては、女性の場合は片膝を少し曲げるカーテシーであいさつをするのが適切だとされている。実際に王室の公式ウェブサイトにもカーテシーをはじめ、お辞儀や握手など伝統的なあいさつの仕方が記されている。今回のメラニア夫人のように頬にキスをするというのは、記されていないあいさつの方法で、いわば王室の伝統破りの行為。たいていは難色を示されるあいさつの仕方のようだ。
しかし、カミラ夫人は嫌がるそぶりを見せなかったという。“想定外のあいさつ”をされてカミラ夫人は、両手で大統領夫人の両肩をつかんで応じている。そのひと幕にふたりは「出だしから失敗している」と伝えられた。記事によると失礼に当たる行為はこれだけではなく、トランプ大統領夫妻は、1時間近く遅れてお茶会へ姿を見せたという。
(Hint-Pot編集部)