身近な食品であっても、確かな品質が保たれている日本。南フランス在住の日本人YouTuber・Mamiさんは、自身のYouTubeチャンネル「Macaron Chan 南フランス田舎娘」で、フランス人の夫「お父ちゃん」、8歳の娘・マカロンちゃんとともに日本滞在中の様子を紹介しました。お父ちゃんは、スーパーマーケットで買ったある商品に感動。いったいどんなものを味わったのでしょうか。

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「信じられんくらいフワフワ」

　南フランスのピレネー山脈で、3人暮らしをしているMamiさん。毎年、夏は日本へ一時帰国しています。九州旅行へ出かけた一家は、博多に滞在後、別府へ向かいました。フランスでは毎日シャワーのみのため、日本のお風呂が大好きなマカロンちゃんは温泉にテンションが上がります。

　日帰り温泉に入ったあとは、宿泊する旅館へ。素泊まりプランだったため、夕食にはスーパーで購入した、半額の総菜が並びました。「日本のお総菜万歳」と、安くておいしいことに、日本出身のMamiさんも感動します。

　そんななか、お父ちゃんが「見て見て」と感動を語ったのは、日本の食パンでした。スーパーで買ったものですが、「信じられんくらいフワフワ」と、フランスのパンとの違いに驚いた様子です。

「ああ、やわらかい」と何度も食パンの表面を愛おしそうに撫でるお父ちゃん。「フランスの食パンはパサついてる。愛を撫でてる感じ」と夢中になります。「日本のパン屋は毎日私たちに素晴らしいパンを届けてくれてる。その愛が詰まっている」とロマンチックに語りました。

ペットボトルの緑茶にも感激

　その食パンにチーズを挟み、ペットボトルの緑茶を取り出したお父ちゃん。「お～いお茶」は「残念なことに、フランスには存在しない」といいます。そして、メーカーに向けて「フランスに輸出してください。わしら喜んで飲むわ。これはフランス人の健康を救うし」と訴えました。

　実は、2024年に伊藤園の「お～いお茶」が欧州へ本格進出したため、お父ちゃんの願いは現実となりつつあります。日本で古くから親しまれてきた緑茶は近年、世界中でその成分や味わいに感心が高まっています。

　スーパーで購入できる日常的な食品であっても、高い品質と愛情が込められていることに感動したお父ちゃん。日本の食文化の豊かさを改めて実感した九州旅行となったようです。

（Hint-Pot編集部）