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スイス生まれの男の子→「行きたい」と切望… 日本の保育園を経験し、惹きつけられた意外な場所とは

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

Amiさんの次男・リノくん(スクリーンショット)
Amiさんの次男・リノくん(スクリーンショット)

 世界的に見ても、高い教育水準を誇り、独自の教育システムが称賛される日本。スイス在住の日本人YouTuber・Amiさんは、一時帰国中に日本の文化に触れ、変化していく息子たちの様子を発信しています。滞在中には、長男・ミオくんと次男・リノくんを地元の保育園に体験入園させているAmiさん。すると、お迎え時に、リノくんから驚きの言葉が飛び出したようです。

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スイス生まれの男の子が感じた日本の魅力

 スイスで3人の男の子を育てるAmiさんは、今年の夏も実家がある北海道に長期滞在しました。その期間中、長男・ミオくんと次男・リノくんを日本の保育園に通っています。

 夫のファビオさんはAmiさんと子どもたちと一緒に送ったあと、仕事のためにスイスへ戻っていましたが、再び日本にやってくることになりました。そんな前日も、子どもたちは保育園へ。Amiさんは「成長した息子たちを見てなんて言うか楽しみ」と久々の再会を心待ちにしながら、子どもたちを保育園へと送っていきました。

 そして、お迎えの時間。車に乗り込んだリノくんは「日本の学校だけ行きたい」と話し始めました。

 日本に到着して間もなくの頃は、「スイスの学校と日本の学校」両方に行きたいと言っていたリノくん。しかし、滞在が伸びるにつれて、すっかり日本の環境が大好きになった様子です。そして「はーちゃん(Amiさんの妹)同じ学校」と、ちょっと照れくさそうにお願いするのでした。

 日本の教育は、世界的にも高く評価されています。OECD(経済協力開発機構)が実施する国際学力調査(PISA)では、日本は2022年の結果で科学的リテラシー1位、数学的リテラシー1位、読解力2位と、加盟国の中でも高水準を維持しています。また、学力面だけでなく、給食の配膳や掃除の時間など、子どもたちの自立心を育てる教育も近年、海外から注目されています。

 スイス生まれのリノくんが、日本の保育園での経験を通じて「日本の学校だけ行きたい」と感じるほど、日本の教育環境には子どもたちを惹きつける魅力があるようです。滞在を重ねるごとに日本への愛着を深めていくリノくんの姿に、日本の教育の素晴らしさが改めて感じられます。

(Hint-Pot編集部)