季節の恵みを大切に保存し、長く楽しむ知恵が受け継がれてきた日本。YouTubeチャンネル「天然彼女エヴァちゃん」では、日本人のりゅうさんがフランス人のエヴァさんに、さまざまな日本食に挑戦してもらう動画が大人気です。今回、りゅうさんがエヴァさんに差し出したのは、日本の伝統的な保存食。目にした瞬間、エヴァさんは「なにこれ!?」と驚きの声を上げました。りゅうさんが用意した食べ物とはなんだったのでしょうか。

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アレンジ料理でさらに感激！

　りゅうさんがエヴァさんに差し出したのは干し柿。エヴァさんは目にした瞬間、「なにこれ!?」と驚きの声を上げます。「牡蠣の脳みそとか？」と、実物を見ても「カキ」という音から、海鮮の牡蠣と思い込んでいるようです。

　干される前の柿を見せられて笑顔になるも、改めて「なんでミイラになってんの？」と首を傾げます。しかし、ひとくち食べると、フルーツの柿であることに納得。さらに、干し柿は甘柿以上に甘さが凝縮されていることに驚きました。

　干し柿は、日本の昔ながらの知恵が詰まった保存食です。秋に収穫した渋柿の皮をむき、軒先に吊るして天日干しにすることで、水分が抜けて糖分が凝縮され、渋みも抜けて甘くなります。冷蔵庫がなかった時代から、冬場の貴重な栄養源として重宝されてきました。自然の恵みを無駄なく活用する日本人の知恵が生み出した伝統食です。

　エヴァさんが干し柿を気に入った様子を見て、りゅうさんは現代流にアレンジ。なんとクリームチーズと生ハムと組み合わせてカナッペにしました。塩気と甘みの絶妙なバランスに、感動が止まらないエヴァさん。「君さ、フランス人が好きなものよくわかってるね」と笑顔が止まりませんでした。

　動画のコメント欄には、「クリームチーズとの相性はガチ。クラッカーと生ハムまでついてくるとか最高すぎんだろ」「エヴァちゃんはおいしいときはとてもおいしそうにするし、まずいときはとてもまずそうにするところがとても良き」「日本文化の大好きにつながるところが好感を持てる」などの声が寄せられています。

（Hint-Pot編集部）