大きな音に敏感ないぬたち。天候がすぐれない日は、想像以上の恐怖を感じているかもしれません。X（ツイッター）では、雷の音に怯えて小刻みに震え続けるいぬが、2.6万件もの“いいね”を集めて話題になっています。飼い主さんに詳しいお話を伺いました。

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雷の音に震えるいぬ

「毎日何度も雷が鳴ってそのたびにひどい震えでおしっこもうんちも漏らしてしまうほどの恐怖を感じている桃ノ助さん。雨や雷って単語を口にしただけでも言葉理解してるから怯えちゃう。パパが代わってあげられなくて本当にごめん」

　そんなコメントとともに投稿された動画には、雷鳴に怯えるいぬが映っています。部屋の隅で小さくなり、体を小刻みに震わせているようです。飼い主さんが優しく「大丈夫」と声をかけますが、その不安そうな目には恐怖がにじんでいます。

　飼い主さんが優しく頭を撫でても、状況に変化はありません。しかし、心配させないようにと、いぬは必死に笑顔を見せます。そんな健気な姿に、飼い主さんは「怖くないからね」と声を震わせました。

　この動画がXに投稿されると、2.6万件もの“いいね”を集めました。リプライ（返信）には「うちのいぬと一緒です」「いぬは聴覚が発達してるから、ものすごい音に聞こえるんだろう」「怖いね」など、震えるいぬに寄り添う声が上がっています。

ツンデレで甘えん坊な桃ノ助くん

　動画に映っていたのは、豆柴で6歳の男の子「山下鬼山桃ノ助」くんです。切れ長のクリッとした目と笑顔がチャームポイント。ツンデレですがとても甘えん坊で、いつも飼い主さんにべったりくっついて離れないといいます。

　飼い主さんは、桃ノ助くんをお迎えする前からずっと、いぬについて勉強していました。そんなある日、ブリーダーさんのサイトで桃ノ助くんを見つけてひとめ惚れ。実際に会いに行って、その場でお迎えを決めたといいます。

　そんな桃ノ助くんは、4歳になってから、急に雷を怖がるようになりました。それまでは、どんなに大きな音でも平気だったそうです。今では雷だけでなく、花火や工事音にも怯えてしまうといいます。