日本食やサブカルチャーなど近年、日本文化への関心が高まっているフランス。そんなフランスに住む日本人YouTuber・Mamiさんは、自身のYouTubeチャンネル「Macaron Chan 南フランス田舎娘」で、フランス人の夫「お父ちゃん」、8歳の娘・マカロンちゃんとともに南フランスのピレネー山脈での暮らしを発信しています。今回は、マカロンちゃんと着物を着てアートイベントに参加。すると、道行くフランス人から次々と声をかけられたようです。日本の文化がフランスでも受け入れられている様子に注目が集まっています。

　◇　◇　◇

「信じられないくらいとっても素敵」

　マカロンちゃんは8歳ですが、七五三シーズンということもあり、親子で着物を着てアートイベントを訪れるにしたMamiさん。実は、着付け師の免許を持っているため、マカロンちゃんの着付けもヘアセットも、手際よく済ませます。

　マカロンちゃんが着たのは、水色が基調で、蝶の模様が入った華やかな着物です。ゴージャスな造り帯やかんざしで美しく仕上がりました。Mamiさんも、大ぶりの花柄の着物を見事に着こなしています。

　会場へ到着すると、お父ちゃんが車を停めて戻ってくるのを待っている間にも、写真撮影を求められたり、道行くマダムに「素敵ね！　ブラボー！」と絶賛されたりするマカロンちゃん。草履について質問されるなど、みんな興味津々です。

「信じられないくらいとっても素敵」「眼福だわ」と、日本の伝統衣装の美しさは、フランス人をも虜にしました。

美しい着物姿に反応はさまざま

　マカロンちゃんを見て、何度もお辞儀をする人やフリーズする人など、その反応はさまざまです。イベント会場でのセキュリティチェックでも、日本人とわかるとにこやかに日本語で話しかけられ、そのまま通されました。「※日本は顔パスらしいｗ」とMamiさんも驚きです。

　動画のコメント欄には、「おふたりの着物姿はもちろんおきれいなのですが、知らない人に『素敵』だと声掛けができるフランスの方々を見習いたいと思いました」「着物が人を繋いでいって素敵です」「フランスに日本文化を伝えてくださってありがとう」といったコメントが寄せられています。

　その後も、行く先々で褒められ、たくさんの人を「かわいいわね～」と笑顔にしたマカロンちゃん。着物の美しさは、国境を越えて人々の心を動かし、日本文化への理解と興味を深めるきっかけとなったようです。

（Hint-Pot編集部）