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「もしかしてこれ、小便器?」→「それは天才的だね!」 アメリカ人が日本のアパートで困惑…トイレについていた驚きの機能とは

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

ジェイソンさんの弟・スペンサーさん(スクリーンショット)
ジェイソンさんの弟・スペンサーさん(スクリーンショット)

 限られた空間を最大限に活用し、快適さと機能性を両立させる日本の住宅。利便性を追求するなかに、海外ではあまり見られない独自のシステムが数多く備わっています。そんな日本の魅力を発信しているのが、アメリカ人YouTuberのジェイソンさんです。妻のリネルさん、息子のエライジャくんとともに、日本での体験を動画で紹介しています。今回の滞在では、弟夫婦が合流し、一緒に日本をめぐることに。滞在先で日本ならではのシステムに遭遇した弟夫婦は、どんな反応を見せたのでしょうか。

 ◇ ◇ ◇

トイレのタンクに驚きの機能

 ジェイソンさんは、弟のスペンサーさんと妻のアレックスさんをアパートへと案内しました。ふたりがまず足を踏み入れたのは、トイレです。すると、タンクの上に蛇口がついていることに気がつきました。

「え、これって洗面台?」と、スペンサーさんは不思議そうな様子です。アレックスさんも戸惑いを隠せず「もしかしてこれ、小便器?」と、まさかの質問を投げかけました。

 ジェイソンさんは「小便器じゃないよ」と説明すると、水を流すボタンを押すよう促します。ボタンを押した瞬間、タンク上部の蛇口から水が流れ出しました。その水で手が洗えることに気づき、アレックスさんは目を丸くします。

 スペンサーさんも「それは天才的だね!」と、心から感心した様子。さらに、便座を見つめながら「これってもしかして、水を噴射するトイレ?」と興味津々です。ジェイソンさんから洗浄機能について説明されると、ますます日本のトイレに感心するのでした。

 日本のトイレには、独特の文化と技術が反映されています。トイレのタンク上部に蛇口を設置するシステムは、手洗いに使った水がそのままタンクに貯まる仕組みで、水の再利用による節水効果が期待できます。限られた空間を有効活用しながら、環境への配慮も両立させた、日本らしい工夫といえるでしょう。

お風呂の自動システムに感動

 次にお風呂場へ移動すると、スペンサーさんは、壁に取りつけられた機器に目を留めて「このサーモスタットは何?」と疑問を投げかけました。すると、リネルさんが丁寧に説明します。

「お湯の温度調節だよ。指定した温度で、自動でお風呂にお湯を張ってくれるの」と教えてもらうと、アレックスさんは驚きを隠せません。「本当に?」と、その便利さに感嘆の声を漏らしました。

 お風呂の自動湯張り機能も、日本の入浴文化を支える重要なシステムです。設定した温度と湯量で自動的にお湯を張り、適温を保つ追い焚き機能まで備えているものも多く、家族全員がどんな時間でも快適に入浴できるよう工夫されています。

 動画のコメント欄には、「日本を楽しんでいってくださいね」「日本のこと、文化を調べてくれてるのが毎回伝わってくる」「日本に興味持ってくれてうれしくなります」といった温かい声が寄せられています。

(Hint-Pot編集部)