礼儀正しい振る舞いと、他者への配慮で知られる日本。外国人観光客に日本食を体験してもらいながら、日本の印象をインタビューするYouTubeチャンネル「日本食冒険記Tokyo Food Adventures」では、オランダからやってきたカップルが登場し、日本人の行儀の良さに感心したと語りました。ふたりはいったい、何に驚いたのでしょうか。

　◇　◇　◇

「オランダももっとこうだったらいいのに」　日本の当たり前に感心

　日本のクォーターだというマックスさんと、ベトナムにルーツを持つスティーさん。オランダで暮らすふたりは今回、それぞれの家族に会うため、日本とベトナムに2週間ずつ、初めて滞在しました。

　寿司店で料理が運ばれてくるのを待つ間、ふたりはチャンネル運営者のDaisukeさんに、日本・ベトナム・オランダ、それぞれの国で感じた違いを語り始めます。

　スティーさんはなかでも、オランダとの“決定的な違い”に驚かされたそう。笑いながら「オランダでは自分優先で列に並ばないのは普通だけど、みんな急いで他人にぶつかりながら割り込んでいくの（笑）」と本音を明かし、マックスさんも「日本ではあり得ないよね（笑）」とうなずきます。

　続けて、スティーさんは「（日本では）どれだけ混雑しているかなんて関係ない。オランダももっとこうだったらいいのに」と、その秩序ある光景に深い感銘を受けていました。

　日本では、公共の場で“みんなが気持ち良く過ごせるように”という意識が、自然と共有されています。そのため、初めて訪れた外国人が、駅や店舗で整然とした行動をとる日本人を見て驚くことは、少なくありません。スティーさんも、オランダと日本を比較し、羨望のまなざしを向けていました。

　動画のコメント欄には、「いつもながら今回もいいゲストさんでしたね」「このふたりめちゃお似合い！　幸せになってください」「聡明な雰囲気の素敵なゲストでしたね」といった温かい声が寄せられています。

（Hint-Pot編集部）