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オーストラリア人「ちょっとだらしないのよ」→日本に来て驚愕 母国と比べて「何もかも機能的」と感じたこととは
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訪日外国人が日本に魅了される理由は多岐にわたります。なかでも、電車内でのマナーや、デジタル技術が駆使された利便性の高さに驚く人は少なくありません。初めて日本を訪れたというオーストラリア人も、母国との違いに驚きを隠せなかったといいます。「何もかも機能的」と感じた日本の姿とは、いったいどのようなものなのでしょうか。
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初めての日本を満喫 「帰りたくない…」
オーストラリア・メルボルン出身のルビーさんとジェレミーさん。ふたりとも今回が初訪日です。2週間の滞在を予定していて、大阪と東京で1週間ずつ過ごすといいます。
旅先に日本を選んだ理由について、「日本食、文化、あと神社とか伝統に触れたくて」とジェレミーさん。すでに大阪での滞在を終え、「大阪では道頓堀が印象に残ってる。何もかもが快適で、帰りたくないくらいだよ」と充実した日々を過ごしたようです。
当初は、アジア周遊も検討していたというふたり。しかし、ルビーさんは日本だけに絞った選択に満足している様子でした。
「日本に来る際にシンガポールやマニラを経由しようかという案もあったのだけれど、日本だけで2週間過ごすことにして正解だったわ」
母国とのギャップに驚愕
日本での滞在中、ふたりがもっとも驚いたのは、電車内の雰囲気でした。ルビーさんはとくに、その静けさに衝撃を受けたといいます。
「日本の電車は静か! メルボルンはもっとカオスだし、周囲もみんな、決められたルールも気にしない。声も大きいし、ちょっとだらしないのよね」
日本の電車は、正確な運行時間と清潔さはもちろん、静かな車内環境も世界的に称賛されています。通勤ラッシュ時でさえ、乗客の多くが静かに過ごす光景は、海外から訪れた人々が驚くことも少なくありません。
ルビーさんも、実際に日本で電車に乗って母国との違いを実感。日本の静かな車内は、新鮮な体験となったようです。
さらに、ルビーさんが感心したのは、公共交通機関におけるシステムの機能性の高さです。とくに、滞在中に利用した交通系ICの利便性には、目を見張るものがあったといいます。
「日本はなにもかも機能的。交通系ICカードをスマホに入れられたから、すぐに電車に乗ることができて、手続きが少なくてスムーズだった。モダンだなぁって思って見ているの」
券売機で切符を買う手間もなく、スマートフォンひとつで改札を通過できるシステムを絶賛するルビーさん。デジタル技術が日常生活に溶け込んでいる様子に、感激していました。
秩序が保たれた日本の公共交通機関と、最新技術が融合した利便性に魅了されたふたり。残りの東京滞在でも、新たな発見と感動があるといいですね。
(Hint-Pot編集部)
