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「日本だったら考えられないよね」 アルゼンチン人が感動した日本のマナー 帰国後も「恋しくなる」と感じたこととは
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日本を訪れる外国人観光客の多くが驚く、日本人のマナーの良さ。街中の清潔さや、公共の場での静かな振る舞いは、海外から見ると驚きの光景だといいます。アルゼンチンから初めて日本を訪れたカップルも、母国との違いに大きな衝撃を受けたそう。いったい、どんな違いに感動したのでしょうか。
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アニメがきっかけで「絶対行きたい」
アルゼンチンからやってきた、マリアさんとアダンさん。ともに初訪日だといいます。そのきっかけについて、マリアさんはこう語ります。
「日本を旅行先に選んだのは、アニメを通じて興味があったから。『進撃の巨人』や『NARUTO』『鬼滅の刃』といった作品を観る機会があって。アニメには詳しくないけれど、日本に親しみが湧いたの」
ふたりは3週間滞在し、西は姫路から東は日光まで11都市ををめぐりました。そんなふたりが、日本各地を旅するなかでとくに印象的だったのが、日本人のマナーの良さでした。アダンさんは熱い口調でこう語ります。
「日本人が『他者へのリスペクトがある』といわれる理由は、街中がクリーンなことが物語っているよね。ほかの人がどう思うか考えるから、簡単にゴミを捨てたり、汚くしたりしない。あと、電車の中ではうるさくしないし、タバコを指定の場所以外で吸わないよね」
とくに駅でのマナーの違いには、マリアさんも大きな衝撃を受けたようです。
「アルゼンチンだったら、電車を降りたとたんにタバコを吸い始める人が多いの。だから、ホームに降り立った瞬間に煙を浴びたことがある。それも朝の6時よ? あと、電車内では早朝から、誰かが大音量で流してる音楽を一緒に聴かなきゃいけないことも多いの……(笑)。日本だったら考えられないよね。ピースフルで穏やかな電車が恋しくなると思うわ」
日本の素晴らしさを称賛したふたり。残りの滞在でも、その魅力をたっぷりと感じてほしいですね。
(Hint-Pot編集部)
