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「食べるのを楽しむことが少ない」 肉嫌いのフランス人→「しっかりお腹いっぱいになる」 初めて食べて感動した日本食とは
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日本には、職人による繊細な調理技術で、素材の良さを最大限に引き出す料理が数多くあります。日本で暮らすフランス人YouTuberのオレリアン・プダさんは、来日した両親に、日本ならではの食体験をプレゼントすることに。普段は肉をあまり食べないというお母さんも思わず感動した日本食とは、いったいどんな料理だったのでしょうか。
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和牛のやわらかさに感動 「口の中でとろけるわ」
今回、オレリアンさんが両親に食べてもらったのは、和牛を使ったしゃぶしゃぶ。オレリアンさんが日本に来て最初に食べた日本食だそうです。
実は、お母さんはあまり肉が好きではなく、普段は「食べるのを楽しむことが少ない」といいます。しかし、しゃぶしゃぶは違ったようです。ひとくち食べると、「口の中でとろけるわ」と感激します。さらに「お肉を入れれば入れるほど(だしの)旨味が増すわね!」と、料理全体の調和に気づいた様子です。
「お肉はよく焼いたほうが好きだけど、硬くなりがちよね。これはすごくやわらかいわ!」と、驚きのやわらかさに目を見開きました。
「フォンデュよりあっさりしているのに満足感がある」
お父さんは、フランス料理と比較しながら分析します。「これに一番近いフランス料理は『フォンデュ』だけど、肉を油で調理するからもっと重くて、肉も縮んでしまう。ここではだしによって肉の味が引き立てられる」と、しゃぶしゃぶの調理法に感心しました。
お母さんは、和牛の質の高さに感激。「フランスのスーパーではこんな霜降り肉はめったに見ないから。フランスのお肉はたいてい赤身で、脂身が少ないの」と、肉質の違いに驚いている様子です。
「言葉にならないほどおいしかった!!」と、最大級の賛辞を送るお父さん。そして「こんなにあっさりしているのに、しっかりお腹いっぱいになるのがすごいね」と満足げに語りました。
動画のコメント欄には「日本食に対しても偏見を持たずおいしいと思っていただいてうれしくなりますね」「食べ方も、作っている料理人に敬意を払っていて、本当に素晴らしいです」「フランスの方に和食の良さをわかってもらえるのが観ててうれしかったです」といった声が寄せられています。
(Hint-Pot編集部)
