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「これはなんていうメニュー?」→「すごく良い!」 ベルギー人が絶賛… 母国とは違う日本の食事スタイルとは
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日本を訪れる外国人が楽しみにしていることのひとつに、見た目も鮮やかなおいしいグルメがあります。ベルギーから来た2人組も、日本食を満喫しているといいますが、そのなかで、ある食事スタイルに感動していました。いったい、どんなものだったのでしょうか。
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3週間かけて日本各地をめぐる旅
ベルギーから初めて日本を訪れた、マノンさんとヴィックさん。3週間の滞在で、東京のほか富士吉田、京都、大阪、広島、宮島、高山、日光をめぐる予定です。
「ちょっといろいろな場所を詰め込みすぎたかも(笑)」とヴィックさんは笑いますが、ふたりはもともとアジアが好きで、タイやバリを訪れたことがあるそうです。今回は、雨が少なく気候の良い場所を探していて、日本を訪れることにしたといいます。
母国とは異なる食事スタイルに驚き
ふたりは滞在中、外国人観光客に人気のラーメンやおにぎりも楽しんだそう。なかでも、ある“スタイル”に心を奪われたようです。
「メニュー名がわからないんだけど、というか、メニュー名があるのかどうかさえもわからないんだけど、ごはんにみそ汁とメイン、小鉢みたいなのがついているの。これはなんていうメニュー? すごくいい!」
ヴィックさんが感動したのは、日本の定食でした。定食は、主食のごはんに汁物、主菜、副菜を組み合わせた日本の伝統的な食事スタイルで、「一汁三菜」とも呼ばれます。
「ベルギーだとワンプレートに野菜、肉、ポテトがのっているだけだもの」
ベルギーをはじめ欧米の食事では、1つの皿に主菜と付け合わせを盛りつける、ワンプレートスタイルが一般的です。一方、日本では、複数の小皿に分けて提供されます。それぞれの料理を味わえる楽しさや見た目の美しさ、バラエティに富んだ栄養バランスの良さが、ヴィックさんたちの心をとらえたようです。
日本の食事スタイルに感動した、マノンさんとヴィックさん。残りの滞在期間中も、訪れる各地でさまざまな日本食を楽しんでほしいですね。
(Hint-Pot編集部)
