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グッズであふれたキッチン→「こんなにきれいにするなんて…」 プロの“捨てない片付け” 劇的ビフォーアフターに称賛の声

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

キッチンに納まりきらずダイニングにあふれるもの(スクリーンショット)
キッチンに納まりきらずダイニングにあふれるもの(スクリーンショット)

 趣味が興じて関連グッズを集めているうちに、物で溢れて動けなくなってしまった……そんな経験はありませんか。物を捨てない片づけの新常識“古堅式メソッド”を活用して、片づけに悩むさまざまな家をきれいにしていく「幸せ住空間セラピスト」の古堅純子さん。YouTubeチャンネル「週末ビフォーアフター」では、料理好きのご夫婦の家を訪問しました。そこではふたつのキッチンとダイニングを重点的に片づけ。調理グッズで溢れた家は、どのような変身を遂げたのでしょうか。

 ◇ ◇ ◇

調理グッズであふれるふたつのキッチン

 今回自宅の片づけを依頼したご夫婦は、おふたりとも料理が趣味。キッチンにはパンをこねる台、お菓子作りの道具、梅を漬ける樽など大量の調理グッズがありました。動線はふさがれ自由に動きまわることができず、納まりきらないものはダイニングスペースにまであふれています。

「おしゃれに暮らしたい」という奥さんの願いを叶えるべく、どう片づけを進めるかを考える古堅さん。ポイントは「ふたつのキッチンの使いかたを明確にすること」と考え、キッチンに置かれていたご主人の本棚などを2階に移します。大きく場所をとっていたパンをこねる台は第2キッチンへ移動させるものの、うまく納まらず、置き場を変えることにしました。

 ご主人の部屋にある、使わないものを納戸に移動。ものが減る様子を見たご主人から「ゴザを新品に交換したい」という要望が入り、数人かがりでゴザの交換もおこないました。時間に追われる中でも依頼人の希望をできるだけ叶えようと、スタッフ全員で奮闘します。

 お昼の時間が近づくと、ご夫婦から出前のお蕎麦が到着。お母さんお手製のチーズケーキも堪能し、午後の作業への英気を養います。昼食後はものの「寄せ部屋」とした和室のレイアウトから開始し、大量の料理グッズをひと部屋にまとめました。

新しい整理整頓の発想に感動するご夫婦

こんなに広い部屋だったの? と驚くほどスッキリ!(スクリーンショット)
こんなに広い部屋だったの? と驚くほどスッキリ!(スクリーンショット)

 片づけもいよいよ大詰めです。ダイニングスペースを原状回復させると、今まで空間を占領していたものがなくなり、スッキリとした風景になりました。残り1時間を切ったところで、急いでお母さんの部屋も仕上げます。

 ふたつのキッチンのうちひとつはお父さんの趣味である梅干しづくり専用とし、もうひとつはお母さんのパン作り、お菓子作りのしやすい形に。キッチンに置かれていた本棚を移動させたことで、パンをこねる台を置くスペースも生まれ、用途ごとに使いやすくまとまっています。

 入りきらないものを寄せた和室も、今後ご夫婦で片づけをしやすいよう整頓されました。きれいになった部屋を見てまわりながら、自分たちにはなかった片づけの発想に感心しきりのご夫婦。引き続き整理整頓を進める意欲が湧いているようです。

 大量のものが気持ちよく整理される様子を見た視聴者からは、「捨てずにこんなにきれいにするなんてすごすぎる」「依頼者の希望を叶えようとする優しさが素敵」などの声が寄せられています。

(Hint-Pot編集部)