日本食は世界中で親しまれていますが、海外で暮らす人にとって、“本場”の味を楽しむのは簡単ではありません。ただ、工夫しだいで、異国の地でも日本食を再現することはできるようです。フランス人の人気YouTuberアマンディーヌさんは、自身のYouTubeチャンネル「ボンソワールTV BonsoirTV」で、義父とともにフランスをめぐる旅の様子を公開。義父は、フランスに売っている食材を使って、フランス人ママと一緒に日本食を作りました。いったい、どんな料理に挑戦したのでしょうか。

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日本を感じる特別な時間

　義父とのフランス旅も大詰め。アマンディーヌさん一行は、同チャンネルの「夢応援プロジェクト」に参加したマチルドさんに会うため、フランスとスイスの国境にある村へ向かいました。

　マチルドさんの家族に、豪華な食事や素敵なお土産でおもてなししてもらったアマンディーヌさん。マチルドさんの大好きな日本を、少しでもマチルドさんの家族に感じてもらいたいと考え、義父と一緒に日本食を作ることを提案しました。

　マチルドさんのお母さんは「料理が生きがいのひとつ」というほど、料理が得意。どんな料理もお手のものですが、体調が理由で日本へ行くことが難しく、“本場”の味を体験したことはないといいます。

フランスの食材で作る日本の味

　義父とマチルドさんのお母さんが挑戦したのは、お好み焼き。完成した料理を見て、アマンディーヌさんは「これはフランスの食材を使った架け橋のお好み焼きですね！」と声を弾ませます。

　さっそくみんなで食べてみると、たっぷりのキャベツが良い食感を生み出していました。「キャベツが多いから食感があっておいしいね」とアマンディーヌさん。マチルドさんも、シンプルに「うまい」と評価します。

　マチルドさんのお父さんは、日本の食文化が気になった様子。「これは伝統的な料理のひとつ？　全国ですか？　それとも県によりますか？」とアマンディーヌさんに質問。すると、「一般的なレシピは今日のような感じですが、お店や県によってオリジナルレシピがあったりします。とくに有名な大阪と広島で違います」と丁寧に説明しました。お父さんは、その違いにも興味津々です。

　一方、義父は「フランスのお好み焼き、最高です」と大満足。マチルドさんのお母さんも「お好み焼き、超おいしかったです」と、初挑戦の日本食に魅了された様子でした。マチルドさんも、拍手しながら「うまい。ありがとうございます」と感謝の言葉を伝えます。フランスの食材で作った日本の味が、国境を越えた食卓に温かい笑顔を運んだようです。

　コメント欄には、「フランスのキャベツで作ったお好み焼きがどんな味なのか興味深かったです！」「みんなで作ってみんなで食べるお好み焼きは最高においしいですね」「日本のお好み焼きが、どの家庭でも気にいってもらえて良かったですね」などの声が寄せられました。

（Hint-Pot編集部）