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「大阪駅周辺のほうが断然良かったわ」 21日間で日本各地をめぐったオーストラリア人 滞在中に残念に感じたこととは
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せっかく日本を訪れるなら、大都市や有名観光地に限らず各地をめぐって、多様な魅力を味わいたいと考える外国人観光客は少なくありません。一方で、訪れる地域によって異なる印象を受け、残念に感じることもあるようです。オーストラリアから家族で日本を訪れた女性は、東京、京都、大阪と各地を観光しましたが、大阪であることに戸惑ったそう。いったい、どんなことがあったのでしょうか。
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21日間の長期滞在で家族と日本旅行を満喫
オーストラリアから来たジェシカさん。パートナーと義理の息子との3人で日本を訪れました。ジェシカさんにとっては2度目の日本ですが、パートナーの息子にとっては初めての海外旅行。今回の滞在は21日間の予定で、東京、草津温泉、京都、広島、大阪と、日本各地をめぐりました。
「パートナーの息子は海外に行ったことがなかったのもあったし、今、オーストラリア人にとっては円安で、日本にはとても来やすいの」
そう笑顔で話すジェシカさん。円安の影響もあり、家族でゆっくり過ごせる長期旅行が実現したといいます。
京都や東京とは違った印象を受けた大阪
日本各地を訪れたジェシカさんですが、それぞれの都市で異なる印象を受けたようです。「京都に行ったときは、本当に蒸し暑くて参ってしまったわ(苦笑)」と、盆地である京都特有の気候に悩まされたといいます。
「大阪では道頓堀がある難波エリアに泊まっていたんだけど、大阪駅周辺のほうが断然良かったわ」と話すジェシカさん。同じ大阪でも、いわゆる「キタ」と「ミナミ」では印象が大きく異なることを実感したようです。「難波のあたりは観光客向けになっているし、東京や京都と比べるとごみごみしていて、少し汚いなって感じてしまったわ」と話しました。
難波エリアは、道頓堀のにぎやかな雰囲気が魅力の繁華街。ただ、混雑の様子や雑多な印象が、ジェシカさんには東京や京都との違いとして映ったようです。
日本各地の魅力を味わいながらも、それぞれの都市で異なる体験をしているジェシカさん一家。残りの滞在でも、日本ならではの思い出をたくさん作ってほしいですね。
(Hint-Pot編集部)
