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「ドイツで食べたら1万~1万2000円」「ダメでしたね」 ドイツ人やロシア人、オーストラリア人が驚いた日本食とは

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

ドイツから来た(左から)チェリザさんとファビアさん【写真:Hint-Pot編集部】
ドイツから来た(左から)チェリザさんとファビアさん【写真:Hint-Pot編集部】

 日本の食文化は、多様性と質の高さで、世界中から称賛されています。手頃な価格で本格的な料理を楽しめることも、訪日外国人にとって大きな魅力のひとつです。一方で、日本ならではの食べ物に挑戦し、衝撃を受けることも少なくありません。ドイツ、オーストラリア、ロシアから日本を訪れた3組は、日本食について、それぞれ異なる視点で語ってくれました。3つの体験談を振り返ります。

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驚きの価格差に感動

○「ドイツで食べたら1万~1万2000円」 ドイツ人が日本のコスパにびっくり 「半額以下」で食べられると感動したものとは

 ドイツからやってきた、チェリザさんとファビアさん。ふたりとも、今回が初めての訪日です。ファビアさんが「日本の文化に惹かれたんだ。あとは、人々や食べ物も魅力的だったから、日本を旅先に選んだんだ」と話すように、日本での食事も重要な目的のひとつだったようです。

 そんなふたりには、とても驚いたことがあるといいます。

「寿司をドイツで食べたら、1人40~50ユーロ。つまり、日本円だと1万~1万2000円くらいかな。とても高いから、なかなか食べに行けないんだよ。でも、日本だとその半額以下でしょう? 半額以下でクオリティがいいんだもの。日本は天国だよね!」

 ファビアさんによると、寿司はドイツにおいて高級料理という位置づけで、気軽に食べられるものではないそうです。一方、日本には回転寿司から高級店まで幅広い選択肢があり、手頃な価格でも、新鮮で質の高い寿司を楽しむことができます。日本と母国の違いに、ふたりは驚きを隠せない様子でした。