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「フランス人は空気を読むのが苦手」 日本で母国との違いを実感 つい「長居してしまいたくなる」場所とは
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きめ細かなサービスと、高い技術力で知られる日本の美容室や理容室。日本で暮らすフランス人YouTuberのオレリアン・プダさんは、日本の理容室で施術を受けている最中に、フランスとの違いに気づきました。自身のインスタグラムアカウント(bebechan_france)で語っています。大きな違いを感じたのは、いったいどんなことだったのでしょうか。
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日本の美容室では「長居したいと思ってしまう」
日本の理容室で髪をカットしてもらいながら、フランスの美容室について語るオレリアンさん。自身のインスタグラムアカウント(bebechan_france)で明かしています。
「フランスで美容室に行くとき、早く終わってほしいと思うんだけど、日本だとリラックスしちゃって、つい長居してしまいたくなる」と話すオレリアンさん。日本では施術中の居心地が良く、会話も楽しめるといいます。
オレリアンさんがとくに感心したのは、日本のスタッフたちの「空気を読む力」です。お客さんの状況を把握する能力について、「日本が絶対うまいと思う」と高く評価。一方、「フランス人は空気を読むのが苦手」と率直に語ります。
さらに「空気を読む必要は、なくはないけど日本よりない」と、その差は文化の違いにあると指摘。日本の美容師さんについて、「絶対に空気をすごい読める」と大絶賛します。お客さん一人ひとりの様子をしっかり見極め、適切に対応する姿勢に感動した様子です。
「なんでいつも(日本の)美容室はそんなに気持ちいいのかと思ってたけど、これだ!」と、日本の美容室が心地良い理由を実感しました。
日本の美容室や理容室では、ただ髪を切るだけでなく、お客さんの一人ひとりがリラックスできるように配慮されています。スタッフは、お客さんが話したい雰囲気なのか、静かに過ごしたいのかを察知し、それぞれに合わせた対応をしているのです。
「やっぱおもてなしだなぁ……」と、オレリアンさんは日本のホスピタリティの高さに感動するのでした。
投稿のコメント欄には「察する、を大事にしますよねー」「空気を読むスキルは日本の見えないおもてなし文化の象徴ですよね」「日本の美容師さんに拍手を贈りたい」といった声が上がっています。
(Hint-Pot編集部)