カルチャー
「カルチャーショックだったわ」「誰もいないよ」「少し複雑かも」 アメリカ人やオランダ人、フランス人が驚いた日本の文化とは
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日本を訪れる外国人観光客は、母国との文化の違いに驚くことが少なくありません。外国人観光客に日本食を体験してもらいながら、日本の印象をインタビューするYouTubeチャンネル「日本食冒険記Tokyo Food Adventures」。アメリカ、オランダ、フランスから訪れた3組が驚いた日本の文化体験とは、どんなものだったのでしょうか。3つのエピソードを振り返ります。
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他者への配慮に感動
○「西洋ではほとんど配慮がない」→「カルチャーショックだったわ」 アメリカ人が実感…「すべて大好き」という日本の文化とは
日本へ来るのは3回目だという、アメリカ・フロリダ州在住のベイリーさん。すき焼き店で食事中、チャンネル運営者のDaisukeさんから「日本に来て、街や人についてどういう印象?」と質問されました。
ベイリーさんは「日本はすべての側面で大好きよ! 文化が尊敬に基づいているって感じがするし、自分自身や周りの人を大事にするということなどもね!」と笑顔で答えます。
さらに、印象的な言葉を口にしました。「アメリカなどの西洋では、ほとんど他人への配慮がないから!(笑)自分自身にさえも!」。そう冗談めかしながらも、ベイリーさんは真剣な表情で語ります。
「私にとってカルチャーショックだったわ! アメリカ人の接し方や振る舞いが全然違うから」と、日本人にとっては当たり前の「他者への配慮」や「尊敬の心」が、ベイリーさんには新鮮に映ったようです。
食べ歩きの違いに驚き

○「日本では誰もいないよ」 オランダ人がベトナムと比較して驚き 大きな違いを感じた街中の光景とは
ベトナムに2週間滞在後、日本へ来たというオランダ人のマックスさん。寿司店で料理を待つ間、「ベトナムから日本に来たけど、その違いにも驚いているよ」といいます。
「たとえば、ベトナムでは路上で食べ歩きをするけど、日本で食べ歩いている人は誰もいないよ(笑)」
日本において、食べ歩きは一部の観光地や祭りなどを除き、一般的ではありません。公共の場所を清潔に保つ意識が強く、食べこぼしで道を汚すことを避ける配慮があるでしょう。
さらに「日本の道は清潔で、人も全然違う。ベトナムの街はうるさいけど、日本は静か!!(笑)」と、マックスさんは驚きを語ったのでした。
