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「シンプルにびっくりします!」 ホテルの清掃スタッフが仰天 宿泊者に「やらないでほしい」こととは
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ホテルは非日常が味わえる快適な空間。しかし、自宅で過ごすように何気なくやったことが、清掃スタッフを困らせる場合もあります。宿泊施設などの清掃業を行っている株式会社CLOVERが、公式TikTokアカウント(@cloverkyoto)で「客室清掃員が選ぶお客様にやらないでほしいことランキングトップ5」と題して、現場スタッフの本音を明かしました。
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宿泊者のとんでもない行動が1位に
ホテルや旅館の宿泊で、快適に過ごしたいと考える人は多いですが、清掃スタッフへの配慮も忘れたくないところです。宿泊者の思いがけない行動が、施設や次の利用客の迷惑につながる場合もあります。
動画で明かされた「やらないでほしいこと」の第1位は、なんと「トイレを流さない」という行動でした。投稿では、「シンプルにびっくりします!」と訴えています。
日本では、トイレを使用したあとは必ず流すことが常識です。ただ、外国人の宿泊者の中には習慣づいていない人もいるようです。
海外では水資源の節約や配管の問題から、使用後にトイレットペーパーを流さず、備えつけのゴミ箱に捨てる地域も存在します。そんな文化の違いが、清掃作業に大きな支障をもたらしているようです。
香水をベッドに振りかける宿泊者も
2位は「禁煙の部屋でタバコを吸う」こと。窓際や換気扇の下で吸っても、においが部屋に残ってしまいます。「次のお客様の迷惑にもなってしまいます」と、禁煙ルームでの喫煙はやめてほしいと呼びかけています。
3位は「部屋で香水を振る」ことで、「海外のお客様が多いのでお部屋のベッドに香水を振る方もいるんですけれど、控えめにしてくれると助かります」と説明。香水の香りは想像以上に長く残ります。自分にとっては良い香りでも、次のお客様にとっては不快に感じることもあるため、配慮が必要です。
ちなみに4位は「ベッドで飲食する」、5位は「冷蔵庫に食べ物を置いていく」でした。うっかりやってしまいがちな行動ですが、実は清掃スタッフの負担になっていることも少なくありません。
ホテルは多くの人が利用する公共の場。少しの心遣いが、快適な空間作りにつながります。宿泊時には、清掃スタッフへの配慮も忘れないようにしたいですね。
(Hint-Pot編集部)