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「覚えておいて損はないです」 警視庁が教える“簡易枕”の作り方が目からウロコ 「旅行にいくときに使える」
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年末年始の旅行シーズンも間近です。長時間の移動や宿泊先で「枕が合わない」「ちょっと休みたいけど枕がない」と困った経験はありませんか? 警視庁警備部災害対策課は、公式X(ツイッター)アカウント(@MPD_bousai)で、簡易的な枕やクッションが身近なアイテムで作れると紹介し、注目を集めています。災害時の備えとして考案されたアイデアですが、旅行や移動中にも大活躍しそうな方法です。
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ズボンがあれば簡単に作れる
「私は避難場所などで役立つ、身近なズボンを使った枕にもなるクッションを考えました」との書き出しで投稿した同課。「ズボンを折り込むだけで簡単に作ることができ、さらに中に靴下や下着を入れることでクッション性を高めることもできます」と、その手軽さを強調しています。
この方法は、特別な道具を一切使わず、着替え用のズボンを折るだけで完成します。災害時の避難所での使用を想定して考案したそうですが、旅行など日常のさまざまなシーンでも活用できそうです。
【方法】
1. ズボンを左右の脚が重なるように縦半分に折る。その状態で、上側になっている方の脚を、付け根から垂直になるように折る
2. 下に残っている方の脚を、裾から腰に向かってクルクルと巻く
3. そのままベルトループの位置まで巻き上げる。このとき、1で避けておいた脚が外に飛び出している状態になる
4. 避けておいた脚の裾を、数センチ外側へ裏返す
5. 丸めた本体を、4で作った裾の口の中へ全部入れ込む
6. 全体が裾の中に収まったら、表面を平らにならして完成
一見複雑そうに見えますが、実際にやってみると意外と簡単。慣れればわずかな時間で完成します。さらに、中に靴下や下着、タオルなどを詰め込めば、硬さや高さを自分好みに調整できるのもうれしいポイントです。
投稿のリプライ(返信)や引用リポストには「旅行に行くときに使える方法なんですよ」「いいアイデアですね」「頭の片隅に入れておきます」「覚えておいて損はないです」「これ普通に登山パッキングに使えそうだな」といったコメントが寄せられています。
(Hint-Pot編集部)