日本のコンビニエンスストアは、24時間営業の店舗が多く、食品から日用品まで何でもそろう便利さが魅力です。初めて日本を訪れたオーストラリア人女性も、コンビニをよく利用しているそうですが、ある商品を手に取って驚いたといいます。母国では「見たことがない」ものとは、いったいなんだったのでしょうか。

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友人の評判をきっかけに決めた日本への旅

　オーストラリアのメルボルンからやってきた、ジョシュさんとラニーさん。ふたりとも、今回が初訪日です。1か月の有給休暇をとり、東京を拠点に広島や大阪、京都など各地を回る予定だといいます。

　ジョシュさんは日本を選んだ理由を「歴史も好きだけれど、アンティーク関係の仕事をしていたから、古いものが好きなんです。日本に来て1週間だけれど、いまのところは東京でのミュージアムめぐりや食べ歩きに夢中。これから各地を見て回りたいと思っています」と目を輝かせて話します。

　一方のラニーさんも「日本に行ったよって話す友達がまわりにたくさんいるんだけれど、誰一人として悪いことを言う人がいなかったのも日本に決めた理由です。あと雪！　もしできれば見たことのない雪を見て帰りたいですね」と、初めての日本の旅を楽しみにしていた様子です。

　友人たちの高評価と、これまで見たことのない雪への期待を胸に、ふたりは日本での滞在を満喫しているようです。

コンビニの品ぞろえに驚き

　日本の文化や食べ物を楽しむなかで、ラニーさんがとくに気に入っているのがコンビニだといいます。

「コンビニも品ぞろえがすごくてよく行くんだけれど、驚いたのがペットボトル飲料。温かいのを売っていますよね？　知らなくて持ったら『わ、熱い！』ってなって」

　温かいペットボトル飲料は、寒い季節に手軽に体を温められる商品として、日本では広く親しまれています。しかし、海外からの観光客にとっては驚きとなることも少なくないようです。

　ラニーさんは、温かいペットボトル飲料のラインアップを見て、日本の細やかな配慮に感心したといいます。

「温かい水もありますよね？　冷たいのが嫌な人もいるし、なるほどなーって思いました。オーストラリアで温かいペットボトルなんて見たことないです」

　温かいペットボトル飲料との出合いは、日本ならではの心遣いを感じる体験になったようです。

　まだまだ続く日本での滞在。これから訪れる各地でも、日本ならではの発見を楽しんでほしいですね。

（Hint-Pot編集部）