カルチャー
初来日のオーストラリア人女性 ヘビロテするほどハマった日本の定番“コンビニ飯”とは
公開日: / 更新日:
いまや世界有数の人気観光地となっている日本。さまざまな国から多くの人たちが、この国の文化や自然、食などを体験するために各地を訪れています。外国人観光客は、日本で何を楽しみ、どのようなものを持ち帰ろうとしているのでしょうか。仕事や観光のため多くの人が行き交う、東京都渋谷のハチ公前広場で出会ったオーストラリア人女性に話を聞くと、日本人には定番のある“コンビニ飯”に夢中になっていました。
◇ ◇ ◇
京都や奈良の名所を満喫 コンビニのツナマヨおにぎりにハマってヘビロテ
東京都が発表した「国・地域別外国人旅行者行動特性調査報告書」によると、都内で最も外国人観光客が訪れる場所は渋谷。外国人観光客には名所となっているスクランブル交差点に面したハチ公前広場で出会ったのが、オーストラリア人女性のペイジさんです。
日本に来るのは初めてというペイジさんですが、姉のリアンさんがワーキングホリデービザで在留中。リアンさんに会うのも目的のひとつで、滞在は10日間と短めでも、すでに京都や奈良の観光名所を満喫したそうです。
「奈良・東大寺の大仏はとても感銘を受けたわ。京都では金閣寺、銀閣寺、祇園のほか、京都国立近代美術館にも。実はオーストラリアで留守番中の夫が美術館の学芸員なの。だから写真を送って『うらやましいでしょ?』って自慢するのが目的だったんだけど、自分たちも楽しめて2時間くらい滞在したわ。あとは京都鉄道博物館も。本来子どもたちが楽しむのがメインだと思うんだけど、新幹線の運転シミュレーションとかできるのよ! 子どもたち以上に興奮しちゃったわ」
ペイジさんは残りの日程は東京を拠点に過ごし、東京ディズニーランドと東京ディズニーシーをそれぞれ丸一日かけて楽しむ予定だそう。日本を満喫するなか、さまざまな日本食も楽しみました。とくに気に入って、何度もリピートしているものがあるといいます。
「から揚げ、カレー、ラーメン、焼き鳥とか居酒屋に行ったりしてたくさん食べたけど、一番行っているのは正直セブン-イレブンかな(笑)。今日の朝食もそうだったし。一番食べているのはおにぎり! ツナマヨネーズばかり食べているんだけど、シンプルでとてもおいしいの」
24時間いつでも買い物でき、バリエーション豊富な商品がそろうコンビニエンスストアは、外国人観光客がうらやむ日本特有の店舗形態。各社が競うコンビニグルメは日本人のお腹を満たすだけでなく、多くの外国人が虜になるクオリティなのだとか。ペイジさんがハマりヘビロテ状態だというツナマヨおにぎりといえば、おにぎりの具ランキングで常に上位に入る定番として私たちにはおなじみの味です。
ちなみにオーストラリアは、ツナ缶の種類が多いそう。日本で楽しんだツナマヨおにぎりの味を、おうちでも再現してみてほしいですね。
(Hint-Pot編集部)